私の父（７５才）は右肺腺がんで、先月４?ほど胸水を抜きました。

質問

私の父（７５才）は右肺腺がんで、先月４?ほど胸水を抜きました。
癒着術も済み抗がん剤治療に入ることになりました。が
先生から治験も勧められました。治験ではドセタキセル単剤か
ドセタキセル＋シスプラチンを使用するとのこと。病院ではビノレルビンを使用するそうです。
先生の説明ではどちらを使用しても副作用は同じで、費用もあまり変わらないということでした。

最後は本人の意志だと思うのですが
父の為には、病院か治験かどちらの選択がよいのか
すごく迷っています。

いいアドバイスがありましたらよろしくお願い致します。

回答No.2

NETPC · ベストアンサー

治験ではく臨床試験と思います。
より良い治療を求め、A Bまあ、変わらないだろうけれど、
これが良いかなあって目星をつけて比較検討する場合に良くされています。
Phase 1 2 3と順に毒性・効果・比較をして行きます。
ドセVSドセ＋シス　と言う直接の比較であればPhase3でしょう。
結構症例の集まる先進の病院の様ですね。
こう考えたらどうでしょうか。
たぶん、あなたのお父さんは先進的な病院を信じ・好んで行かれている。
先進的な病院と通常の病院で治療効果に差があるわけ有りません。
あったら怖い話ですよね。
つまり元々、汎用される標準治療で納得されるのであれば巨大○○センターになんて行く必要が有りません。
殆ど効果は変わらないと思われるが、わずかな違い・可能性を求めて(臨床試験)が行かれているのですよ。
が、かといって亀の歩みのごとく情報データを蓄積・進歩をリード、一般の病院に還元しているのです。

ちなみにビノレルビン単独は高齢者を対象に予後の改善が証明されたと言うことですが(Miles試験・Elvis試験)、、そんなに過信するほどのデータでも無いように思いますし(されど無いよりまし)、ドセ単剤も高齢者に対してWJTOG9904でエビデンスを作っています。そこに若い人の様にプラチナ製剤を加えてさらに効果を上げて、かつ副作用で相殺される部分とトータルでどうかを見る試験なんでしょうね。有意差をつけるには結構症例が必要と思いますが。
いずれにしてもドングリの背比べ。患者が想像する様な"格段"の違いは有りません。

お礼

返事が遅くなりました。
ご丁寧な回答ありがとうございました。
とてもわかりやすい説明で参考になりました。

さあどっちにするといわれても素人の私たちにはなかなか判断しにくいものです。
同じような経験をされてる方にも参考になると思いました。

回答No.1

rokutaro36

御尊父様や質問者様が判断に迷うのは、当然ですが、
かといって、病状なども良くわからない第三者が
軽々にアドバイスできる問題ではありません。

文面から拝察するかぎり、どうも、十分な説明を受けていないのでは？
または、医師の説明を正しく理解しておられないのではないか、
という気がします。
治験が入るような病院ならば、基幹病院だと思います。
医療コーディネーターがいると思いますから、相談してはいかがでしょうか。
院内の医療コーディネーターに相談しにくいのならば、
プロに頼むという手もあります。
http://www.rnurse.jp/

治験とは何か。
治験を受けるメリット・デメリット。
治験中止となる条件。
治験中止・投薬中止となった場合の対処方法。
今回の場合におけるメリット・デメリット。

ということを十分にご理解して、専門家のアドバイスを聞きながら、
御尊父様にとって、最も良いだろうと期待できる選択をしてください。

お礼

丁寧な回答をありがとうございました。
　医療コーディネーターに相談してみる
　こと自体知りませんでした。
　さっそく調べてみます。
　一緒に住んでいないもので心配で・・・