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文化と言葉はどのように関わりあっていると思いますか?

世界中にある国にはそれぞれの文化と母語があります。 その国の言語がその国の文化を反映していたり、 逆にその国の文化がその国の言語を反映していたりする例は たくさんあると思いますが、具体的にはどのように 関わりあっていると思いますか? できれば具体例をあげて、皆さんの意見を教えてください。

みんなの回答

noname#125540
noname#125540
回答No.2

ちょうど今、河合隼雄先生の英語で出版された本を読んでいるのですが、日本語の一人称単数が色々ある、ということが書かれております。 「わたくし」「ぼく」「おれ」「うち」など、自分というものの有り方が環境や話す相手との関係性で変わってくる、と。 他の言語がどうか全部は知りませんが、少なくとも欧米の言語は「私」が1種類しかありません。 あと、日本語だと主語を抜いて曖昧に話せるとも。 以下は本に書いてあったのでなく自分で思ったことですが、 スペイン語でも主語を抜くのが普通ですが、しかしスペイン語の場合は動詞活用で主語が誰だかはっきりしています。 男性女性も分けるので、ラテン系の文化圏は性別を気にする文化なのかも?? 日本語の場合は本当にただ主語を抜かすだけなので、「誰が」というのが曖昧。 「誰に」という目的語?も曖昧だったりします。 理屈っぽくない、直線的でない感じ、なんでしょうか。

回答No.1

フランス語を少し勉強しました。よく、教科書に載っている言葉にRIVAROLの Ce qui n'est pas clair n'est pas francais(cの下にはセディーユと呼ばれるひげがつきますが、表現できないので御寛恕を)というものがあります。「明晰でないものはフランス語にあらず」という意味です。フランス語は非常に、論理的に出来ています。フランス語の授業でも、コメディフランセーズの役者さんでもあった女性の先生には徹底的に、文章の分析を教えられました。そのおかげで、フランス語を通して、思考の明晰さや論理性が多少身についたかなと思います。この辺は、良し悪しではなく、日本語とは対照的です。ある日本のノーベル賞作家が「あいまいな日本の私」という題の記念講演をしたのを思い出せば理解できます。それが、文化の違いなのでしょう。

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