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普天間問題ってなんなの?
普天間問題ってなんなの? この件についてはまったく ヲッチしてなかったので、 話題についていけません -------------- 【普天間問題】鳩山首相が明言「3月中のいずれかの時点には政府の考え方をまとめなければいけない」 http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1267707841/
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普天間基地移転情報の理解に混乱があるようなので。 アメリカが持つ緊急展開戦闘部隊である海兵隊の主力集団のうち、唯一海外に本拠を置いているのが、沖縄の第3海兵遠征軍 です。 『軍』という名称が示すのは、複数の戦闘単位の複合体ということで、 地上戦部隊構成要素 - 第3海兵師団 航空戦部隊構成要素 - 第1海兵航空団 兵站戦部隊構成要素 - 第3海兵兵站群 指揮部隊構成要素 - 第3海兵遠征軍司令部群 第3海兵遠征軍司令部幕僚 第3情報大隊 第7通信大隊 第3無線大隊 第5海空射撃連絡中隊 第3海兵遠征旅団 第31海兵隊遠征隊 というように、系統の違う部隊をコンパクトに集めて、「陸海空の総合作戦をいつでもできるアメリカの最少の独立戦闘集団」となっています。(=海については、佐世保を母港とする第七艦隊強襲揚陸艦部隊との共同作戦となります:海兵隊の為にある部隊です。) 第3海兵遠征軍 (アメリカ軍) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC3%E6%B5%B7%E5%85%B5%E9%81%A0%E5%BE%81%E8%BB%8D_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%BB%8D) このうち、 A.指揮部隊構成要素を中心とした部分は、ベトナムからグアムへ移転。 B.その他の大部分は、普天間基地から辺野古沖へ移転。 というのが、自民党時代の日米合意案です。 Bの辺野古沖への移転は、日米合意に際して、沖縄県や地元の了解を得ることなく日米合意をしたために、日本政府がいざ実行しようとしたところ、問題が多発して紆余曲折し、ほとんど前に進んでいない状況となっていました。(地元にお金を大盤振る舞いする約束で、徐々には実行に向かって進んでいましたが。) この戦闘部隊の移転先を、もう一度原点から見直そうというのが、今回の騒動の発端です。(指揮部隊の移転について、見直そうという話ではありません。) <指揮部隊移転の背景> 理由は二つあります。 1、北朝鮮のノドンが実戦配備され、沖縄が射程圏内にはいってしまったために、今まで安全性が失われたこと。 →指揮部隊は、大量の通信機器がなければ機能しませんから、船上か陸上に置くことになりますが、海兵隊の戦闘部隊のような機動力は持っていません。ミサイル攻撃から緊急避難することはできません。グアムは、ノドンの射程外です。 2、通信機器が発達して、司令部がある程度離れていても、部隊指揮は可能となっている。 →ただし、戦闘部隊へ連絡要員を送り込む必要性は、当然発生するから、戦闘部隊に近い位置にいることが望ましい。 <<日米間で何が起こっているか>> 1、日本=民主党 政権交代による「日米関係見直しの可能性」を外交カードとして、アメリカの譲歩を引き出す再交渉を狙う。 つまり、今までの自民党政権時代の外交関係をほぼ踏襲するから、沖縄の米軍基地負担をもっと少なくしろという政治交渉を狙った。 2、アメリカとしては 日米政府の正式合意だから、日本が政権交代しようと守るべきであるとの正論で対応。 →裏では、アメリカの軍事世界戦略をトータルで見て、自民党時代の日米合意よりも、有利になりそうなら、当然辺野古沖案から乗り換える意志あり。(=アフガニスタンでの協力・思いやり予算の継続・核密約の平穏な解決などなど。)
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- rikukoro2
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【補足】 ・自民党時代に日米で合意した普天間基地移設に関する外務省の公式文書です。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/shomei_43.html これにより普天間基地を2014年までにグアムへ移転することが決まってました。 で、民主党が白紙撤回して結論を先送り http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091215-OYT1T01113.htm とゆーわけです ※個人的には海外に出てしまっては旨みが少ないと小沢は感じたのでしょう。 それよりも先に移転する場所の土地を買っておけば、国が税金で何倍もお金でその土地を買ってくれますからね http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100129/crm1001290151003-n1.htm 肝心なのは沖縄国民の犠牲を踏み台に。国民の税金をどれだけ合法的に小沢の小遣いにするかで民主党は悩んでいるのです
- rikukoro2
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・自民党時代 米軍普天間基地をグアム移転と政府と米国の間だ合意 ↓ ・民主党が白紙撤回 米国は『今更困ると抗議』新たな代案を出してほしいと依頼 ↓ ・民主党が名護市移転を検討 ※小沢が名護市の移転予定地の土地を大量購入 ↓ ・名護市長が反対を表明 こまった民主が名護市近くのキャンプ・シュワブ移転を検討 ※小沢がキャンプ・シュワブの移転予定地の土地を大量購入 ↓ ・それに対し、社民などが反対を表明 マスコミも小沢の土地問題もあり(インサイダー取引)責任を追及 ↓ ・米国にはこの時期まで決めると通告(しかし過去何度も延期している)。その為米国も、いらだっている
- Kiriyama-taicho
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密集市街地の中にある米軍普天間飛行場を人口の少ない名護市の辺野古という 海辺に移転させるという日本政府とアメリカ軍の約束がありました。 民主党政権は当初この約束を見直すとしていましたが、国際約束なので くつがえせないと分かってそのままやろうとして、社民党と名護市民を 怒らせました。