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But her godhead had intervened:「しかし、神性が干渉した」、、、意味が分かりません

こんにちは、いつもお世話になります。 質問:タイトルに有るように、But her godhead had intervenedが、「しかし、神性が干渉した」、、、???と分かりません。(もしかしたら、読解力の問題かも知れません)(大泣) この文はクレオパトラの心中描写シーンで、一応クレオパトラは神話の神々の子孫ということになっていますので、「神性」があるのは分かりますが、、「それが干渉するって事は?」と考えると分かりません。 質問は以上ですが、前後の文脈も転記しておきます。 ------------------------------------------------------------------ 背景:カエサルが存命時、クレオパトラにあてて書かれた政治的アドバイスのが色々と書かれた巻物を息子カエサリオンが発見する。 (それには神殿の修復よりも貧民救済を優先、等と書かれている。)すっかり、その巻物の存在自体忘れていたクレオパトラだが、息子に指摘され当時カエサルに色々とアドバイスを受けていた事を思い出す。また、どうして実行しなかったかも。 Meaning to get to all of them sometime. But her godhead had intervened, and his murder. After his death, she had deemed his reforms pointless. He had tried reform in Rome, and they killed him for his hubris. (出典: 著者:Colleen McCullough 書名:ANTONY AND CLEOPATRA) ------------------------------------------------------------------ よろしくお願い致します。

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  • tknaka
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回答No.4

お久しぶりです。大風邪をひいて寝込んでいました。 「彼女の神性」というよりも、「彼女の神としての意識」が邪魔をしたということでしょう。それに加えてカエサルが暗殺によって死亡したこと。クレオパトラは自らを神としてエジプトに君臨していました。その中では「神殿の修復」は何事にも率先されてしかるべきものだったのですが、エジプトの女王を「神」として信仰していないカエサルにとっては、「貧民救済」の方が優先だったわけです。 カエサルが生きている間は、クレオパトラもそのアドバイスを価値あるものと考えていましたが、自らの改革によってカエサルは命を落とします。これはカエサルのアドバイスが「万能ではない」ことを示してしまいました。 「貧民が更なる権利を要求して王位が相対的に低くなる」というよりも、カエサルのアドバイスに従って改革を進めることによって、自分が「カエサルのごとく暗殺される可能性がある」と考えたこと、それからエジプトにおける常識であった「神」としての王の立場が、その巻物に書かれているアドバイスを実践していくことを「躊躇させた」と考えれば良いと思います。

zatousan
質問者

お礼

大達人、いつも御回答ありがとうございます。 実は僕も風邪を引いていまして、でも休むほどではなく半分ゾンビ状態で2,3日前まですごしていました。 今の季節は(ドイツの気候はあまり存じ上げないのですが)、大変ですよね。 そんな中御回答ありがとうございます。 >クレオパトラは自らを神としてエジプトに君臨 やっぱり、「神=王」を指していたんですね! (僕の場合、No3さんの御回答あたりから何となく気づいただけですが。) >その中では「神殿の修復」は何事にも率先されてしかるべきものだった 「神(王)であること」は、つまり「神事を重視」すること、ひいては「神殿をお座なりにして、ボロボロ神殿」にすることは考えられない事だったということだったのですね! なるほど! やっぱり、宗教関係の感覚理解が必要な文は難しいです。 神だったら、貧民救済を一番に考えるべきだと思うのですが、古代宗教の神様なんて、自己保身が一番ですよね。 そこを感覚的にピピッと理解できてしまう大達人はやっぱりスゴイですね!  >それからエジプトにおける常識であった「神」としての王の立場 確かに「常識」を変えるのは相当大変ですよね、 元関取の朝青龍なんかも、相撲がスポーツだったら、なんら問題ないと思うのですが、いくらスポーツ技能が秀でていても、相撲取りとしての「たしなみ」に欠けていたばかりに大顰蹙をかいつづけ、、、結局引退してしまいました。  その国の、神として、神事、常識を保ちつつ、改革するって大変ですよね。 クレオパトラの心中描写シーンがやっと完全理解できました! いつも、メチャクチャ分かりやすい御解説ありがとうございます。「も~こんな簡単な事どうして分からなかったのよ!」と自分にツッコミたくなるほどよく分かりました。(実際は、大達人の御解説が分かりやすかっただけですが、、、。) 改めて御回答に御礼申し上げます。

その他の回答 (3)

noname#112776
noname#112776
回答No.3

>クレオパトラは神話の神々の子孫ということになっていますので、 エジプト王家→神々の子孫→神性→王位であること >それには神殿の修復よりも貧民救済を優先、等と書かれている。 貧民の地位が上がる→王位が上手くいけば安泰だが、下手すると民衆がもっと権利を要求して、王位は? >「神性が、邪魔に入った/干渉した/割り込んだ/…etc」要するにどういう状態なのでしょうか??? こういう状態なのでしょう。

zatousan
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 >エジプト王家→神々の子孫→神性→王位であること 確かに「王(ファラオ)=神(の子孫)」ですからね。  >貧民の地位が上がる→王位が上手くいけば安泰だが、下手すると民衆がもっと権利を要求して、王位は? 確かに、クレオパトラは権力欲が強い女性なんですよ。 アントニウスにも色々おねだりして、ローマから様々土地を手に入れたり、、。 、、、ご解説を拝読してみると、「こんな事だった」んですね!! 改めて、御回答に御礼申し上げます。

noname#142902
noname#142902
回答No.2

 おはようございます。  「神性が干渉した」について日本語的に説明してみます。  「神性」とは「第6感」や「テレパシー」などの形で感じられる、説明できない「何か」かと思います。「何か」分からないから「神」に関係するのかと作者が判断したのではないでしょうか?  もしくは「良心の呵責」、つまり「これはやってはいけない」と本能的に思ったことを「神性の干渉」と解釈したのかもしれません。  それとも自らの聖なる部分(つまり、神性)が「やってはいけない」と何らかの方法で「クレオパトラ」に教えた、感じさせたのかもしれません。  たとえば「ジャンヌ・ダルク」をご存知ですか? 彼女は神からのお告げ(?)を受けて活躍された方です。彼女と同じような状態かもしれません。  「デルフォイの神託」の内容をどこかで耳に挟んだ可能性もあります。  どれが正しいかは分かりません。難しいです。人によって意見が別れそうです。   参考にして下さい。

zatousan
質問者

お礼

おはようございます、御回答ありがとうございます。 本当に難しいです。 一応、これまで小説では、クレオパトラが神託を受けたり、神託を伺ったりしているシーンは無いんですが、「神性=超常的な事」って事ですかね? 改めて、御回答に御礼申し上げます。

  • spring135
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回答No.1

実行を邪魔した。

zatousan
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 すいません、質問文にも書きましたが、もしかしたら英語じゃなくて読解力の問題かも知れません、、、。 「神性が、邪魔に入った/干渉した/割り込んだ/…etc」要するにどういう状態なのでしょうか??? 改めて、御回答ありがとうございました。 よろしくお願い致します。

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