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フリジアの使い方について
例えば key=cの場合 コード進行が ■C△ーF△ーG♭7-C F△のところで Cリディアンを弾くのか Fリディアンが適当なのか? 分かりません。 宜しくお願いいたします。
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- TAC-TAB
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>私はギターを弾きますが、ポジションで覚えている為、 ぶつかる音の音名を意識できないんです。悲しいです。 それが普通だと思います。 このようなQ&Aの場ですから、「理論上はこうなっています」と言っているだけであって、実際は、ギターなら指板上の押さえる場所をずらしているだけなので、何回もやっているうちに経験的に「ココ」ということがわかってくると言う感じだと思います。 >というよりは、実音名と実際の音の高低とが結びついていない 感じなんです。^^; また、曲を演奏している時、リズム譜は頭に浮かんでこないんですが いいんでしょうかね? だれでもそうだと思います。 「音楽」というものは、見えない、さわれない、時間とともに消えてなくなってしまうものですから、これを他人に伝えたり、自分のために記録しておく方法として譜面が発明されただけで、また、理論というものも分析したり、勉強したりするために必要なだけで、演奏しているときには、書いたものや理屈・理論は一切頭の中にはないと思います。 やはり感覚でやっていると思います。しかし、感覚でやるのですが、最初の段階では、理論を教えてもらってそれに基づいて練習して、手グセを付けて自分のものにして引き出しにしまっておくということだと思います。いったん引き出しの中に入れたものを出してくるときには、理論も譜割りも捨て去られていると思います。 これは、語学の習得とよく似ていて、最初は、文法を学んだり、単語や言い回しを何回も書いたり、反復して口に出して覚えこみます。 しかし、いったん自分のものにして、外国人としゃべるときには、いちいち文法や単語のつづりを思い出しながらしゃべる人はいないと思います。それでは思ったことがスムーズ伝わりません。しかし、覚えている単語の数が少なかったり、言い回しの常套句をたくさん覚えていないと、会話のときには不自由します。覚えていないものは、絶対にでてきません。 これと同じで、楽器の演奏も、本番でうまい人=練習をたくさんした人ということだと思います。 >なんとなく気持ちよく弾いているといった感じです。プロの人は譜割が常に頭にあるのでしょうか? 上記のとおり、プロの人でも譜面は頭の中にないと思います。 本番では気持ちよく弾いているのが一番大切で、譜面や理論書と首ったけというのは、人に見せないところでやるものだと思います。 以上が私の思うところですが、私自体は、もともとアレンジャーであり、演奏家ではありません。演奏の専門家からのご見解が出てくれば、参考にされればと思います。
- TAC-TAB
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>例えば、key=Cで、II度目のDmでDドリアンをDフリジアとバンマスが言ったら、その部分をkey=B♭メジャースケールで弾けと認識してよいのでしょうか? まったく正解です!。 KeyCで「Dドリアン」を弾くことは、ただのCメジャースケールでアドリブをやっていることになり、音階から外れる音がないので面白くありません。そもそも「Dドリアン」という言葉を使う意味すらありません。「Dフリジアン」で弾けば、「ミの♭」「シの♭」がダイアトニックスケールから外れた音になるので面白いのです。 これなら「フリジアン」という言葉を使う意味があります。 http://music.geocities.jp/gakuten000/scales_major_phrygian.html また、マイナー系のモードとしては、ドリアン、フリジアン、リディアンがありますが、KeyCメジャーのときのDmに使うとして Dドリアンはダイアトニックとぶつかる音なし、Dエオリアンはシの♭、Dフリジアンはミの♭と、シの♭がぶつかります。 アドリブはぶつかってなんぼです。
補足
>Dエオリアンはシの♭、Dフリジアンはミの♭と、シの♭がぶつかります。 TAC-TABさん、本当にありがとうございます。 私はギターを弾きますが、ポジションで覚えている為、 ぶつかる音の音名を意識できないんです。悲しいです。 というよりは、実音名と実際の音の高低とが結びついていない 感じなんです。^^; 例えば、頭に浮かんだメロディーをギターに置き換えて、 弾くとき、フレットのポジションを覚えて弾いている 感じです。なんとなくメジャースケール上で指を動かしているので keyは外れている感じはしませんが、メロディー的中率70%ほどです。 また、曲を演奏している時、リズム譜は頭に浮かんでこないんですが いいんでしょうかね?なんとなく気持ちよく弾いていると いった感じです。プロの人は譜割が常に頭にあるのでしょうか? また、宜しくお願いいたします。
- TAC-TAB
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>F△のところでCリディアンを弾くのかFリディアンが適当なのか?分かりません。 「F△のところでFアイオニアンを弾くのかFリディアンが適当なのか?分かりません。」 という質問でないとすれば、Fリディアンでよいと思います。 ただFリディアンというのは、実態はただのCメジャースケールなので、おもしろくもなんともありません。また、お勉強のとき以外は、「Fリディアンスケール」という言葉を使う必要もありません。「Cメジャースケール」と呼べばよいと思います。 また、Cリディアンというのは、ド・レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ドという音列ですので、Fコードに使うとF#=G♭(♭II)のぶつかりが難しいと思います。普通は使わないと思います。(使っている人もいるかもしれません。) また、最初に、KeyCにおけるFコード(サブドミナント)のときにFリディアンを弾くのは面白くないといいましたが、では何を弾けば面白いのかと言えば、メジャー系のチャーチモードスケールとしては、「リディアン」と「アイオニアン(イオニア)」しかないので「Fアイオニアン」を弾けばよいのです。 「ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ・ファ」 これで、スケールアウトするシ♭が入るので面白くなると言うことです。 (もちろんこれ以外に使われるスケールはたくさんありますが、要はFメジャースケールです。) Cリディアンを使うのは、KeyGのときのCコードのとき あるいは、KeyCのときのCコードのときです。 Cイオニア=Cメジャースケールですが、コードがトニックのCのときに、Cイオニアを弾いてもスケールアウトしませんが、Cリディアンを使うとF#がスケール外音となり面白いのです。 Cアイオニアン、Dドリアン、Eフリジアン、Fリディアン~ というような説明をKeyCにおいてしますが、これらをKeyCの場合の、各々、Cコードのとき、Dmコードのとき、Emコードのとき、Fコード~に使うと言う意味ではありません。 Cメジャースケールにおいて、開始音が移動しているだけでスケールの名称が変わっていきますが、結局はCメジャースケールなので、コードネームが変わるごとに、スケールの呼び名を変える必要はありません。各チャーチモードのスケールの構造が説明しやすいのでCメジャースケールを土台に説明しているだけです。 ところで質問の見出しが「フリジアの使い方」となっていますが、これはどういう趣旨でしたでしょうか? フリジアンはマイナー系のスケールです。 過去に近い質問がありましたので、張っておきます。 http://okwave.jp/qa/q3546665.html
補足
TAC-TABさんすみません、間違えました。リディアンでした。申し訳ありません。ずっと昔からチャーチモードのことが気になっていたのですが、20年ぶり くらいにこの疑問が頭をもたげました^^; 今回質問して本当に良かったです。ありがとうございます。 例えば、key=Cで、II度目のDmでDドリアンをDフリジアとバンマスが言ったら、その部分をkey=B♭メジャースケールで弾けと認識してよいのでしょうか? 宜しくお願いします。
お礼
TAC-TABさん、ありがとうございました。 プロの方の貴重なご意見をお伺いする事ができました。 私は小さい時から音楽が苦手でしたが、何故か 苦手を克服したく音楽を長く続けていることが 出来ている稀な人間かもしれません。 次々と疑問が湧いて出てきます。 また質問させていただくと思いますが、私の疑問を目にしたら 気軽に書き込みを宜しくお願いいたします。 演奏家の方達のご意見板としても、暫く締め切らずに いたいと思います。 詳しく、お答えいただいてありがとうございました。