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key変更の際
アーティストのライヴに行ったり、映像を見てたりすると、たまに原曲より音が低かったり高かったりしますよね? あれは原曲のkeyを変えているということは知っているのですが、どのように変えることができるのでしょうか? 例えば、keyがCの曲をAにしようと思いました。そのとき、 C→F→G→Am というコード進行だった場合はどのような進行になるのでしょうか?
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既に回答のあった内容を重ねて書く形になりますが・・・ ご質問のように、曲の各音程の相対的な関係を保持したままキーを変えることを、移調といいます。移調する場合は、すべての音程を平行移動させ、音程間の相対的な関係が崩れないように等しくずらすことになります。これは、コード進行においても同じです。 コード進行の移調に関しては、コードネームに着目すれば、変わるのはルートになる音程が平行移動するだけで、各コードのメジャー・マイナーやテンションなどの表記に関しては移調後もそのままになります。難しく考える必要はありません。 音程間の関係については、先にも書かれていますが ... C - C#/Db - D - D#/Eb - E - F - F#/Gb - G - G#/Ab - A - A#/Bb - B - C ... というような順列でループしていきます。この関係を元に、音程を平行移動させて把握するのが良いでしょう。 質問の例のKey CからKey Aに移調する場合であれば、AはCの3半音下の音になりますので、すべての音程を等しく3半音下に平行移動させることになります。上の順列を辿れば、例にある進行のそれぞれのコードはC→A・F→D・G→E・Am→F#mとなります。 なお、こうした移調などを考えたり、あるいはキーを中心に据えてコード進行を分析的に捉える時などには、音程の相対的な関係を数字で表した度数表現という表現方法が便利です。 この表現方法は、キーの中心となる音を基準として、その音程と同じ高さの音を1度、また1オクターブ上の同じ音程を8度とし、その他の音程に関しても基準となる音程に対する相対的な音程差を元に数値で表現します。また、コード進行などコードを度数表現する場合には、その数字をローマ数字で表記するのが普通です。 度数表現の場合は、基準となる音程を絞り込めば、後はその音に対する相対的な音程差から、具体的な音程を特定することができ、移調などの時には便利ですし、キーやコードなどを相対的な音程関係で捉えることでいろいろな曲の共通点などを見通しやすくなるという利点などもあります。 ご質問の場合は、Key Cとして例示されたコードを度数表現に直すと I - IV - V - VIm というようになります。 また、Key Cの場合の度数表現は C=1st - Db=m2nd - D=M2nd - Eb=m3rd - E=M3rd - F=4th - Gb=dim5th - G=5th - Ab=m6th - A=M6th - Bb=m7th - B=M7th という対応になり、これがKey Aになると A=1st - Bb=m2nd - B=M2nd - C=m3rd - C#=M3rd - D=4th - Eb=dim5th - E=5th - F=m6th - F#=M6th - G=m7th - G#=M7th このようになります。 Key AのケースでI - IV - V - VImのコード進行を具体的な音程に直すと、I(1度)=A、IV(4度)=D、V(5度)=E、VI(6度)=F#という対応になりますので、コード進行は A - D - E - F#m というようになります。 参考まで。
- TAC-TAB
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こんなサイトがあります。 実際にKeyとコードをずらせたいだけならこれが早いです。 ギターコード一発変換 http://www.lares.dti.ne.jp/~wyama/guitar-chord-tools/ ある程度理屈で理解したいのならこれ。 これは便利コード計算尺 http://suns.is.land.to/gt/key.html ご参考まで
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C-F-G-AmをKey=Cのダイアトニックコードの数字で捉えて、I-IV-V-VImと考えます。 今度はkey=Aですので、AをIとしてI-IV-V-VImに当てはめて考えていくだけです。 そうするとA-D-E-F#mになると思います。 ここからは完璧、余談です。 殆どのアーティスト(本人の曲)は、ライブでキーを変えても半音程度だと思います。(敢えてずらしているアレンジとかそーゆー場合じゃない限り。いわゆる音が出せない等の理由の場合は)
こんにちは。 簡単に半音を1として考えると良いです。 例えば、 C->C#->D->D#->E->F->F#->G->G#->A->A#->B (E#=F, B#=C) 音程は上記の様になってますので、 CからAは9x半音あげることになります。(C+9半音) なので、CをAに変調するときは、他のコードはこれに併せて、 FはD(F+9半音)GはE(G+9半音)、AmはF#m(Am+9半音) とすれば良いです。他のコードでも考え方は同じです。