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チャーチモードについて

例えば key=cで ■Cアイオニアン  Cドリアン  Cフリジア    ↓  Cロクリア 全て置き換えたチャーチモードの練習で なんですけど、これは、ゆくゆくどんな事が 見えてくるのでしょうか? また、どんな事を意識できるようになるので しょうか? そして、どんなことに応用できるようになる のでしょうか? ※考えると 混乱してきましたので、 分かりやすく説明をお願いいたします。 宜しくお願いします。

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  • TAC-TAB
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回答No.2

>key=cで■CアイオニアンCドリアンCフリジア↓Cロクリア 全て置き換えたチャーチモードの練習でなんですけど、これは、ゆくゆくどんな事が見えてくるのでしょうか? また、どんな事を意識できるようになるのでしょうか?そして、どんなことに応用できるようになるのでしょうか? ※考えると 混乱してきましたので、分かりやすく説明をお願いいたします。宜しくお願いします。 あくまでクラシックのカテゴリーのことですね。 ジャズ、ポップス系統に進むための準備でもないということですね。 楽器は何かわかりませんし、また、先生の意図もわかりませんが、各キーのスケール練習と思ってもよいと思います。 「Cアイオニアンフケール」というのは、実はハ長調の音階のことで 「Cドリアンスケール」というのは、変ロ長調(マイナー系コードのときに非常に良く使われる) 「Cフリジアンスケール」というのは、ヘの自然短音階(変イ長調)(マイナー系 IIIm7コードのとき以外には使われない) 「Cリディアンスケール」=ト長調(メジャー系 テンション感が強い、IVに多用、Iにも使う) 「Cミクソリディアン」=ヘ長調(メジャー系 CのときにB♭音が混じるので、V7コードのときに多用される。) 「Cエオリアン」=ハの自然短音階(変ホ長調)(ナチュラルマイナー系トニックコードに使用) 「Cロクリアン」=変ロの自然短音階(変ニ長調)(マイナー系) 「Cイオニアン」=ハ長調(メジャー系) と言うことになります。 ご覧のとおり、フラット系のスケールが網羅されます。そのための指のメカニカルな練習と割り切ってもよいと思います。 クラシックの場合は、実際に使うとすればグレゴリオ聖歌を演るときか、作曲の一手法としての勉強くらいかもしれませんが、一旦ジャズとなると、アドリブをやるときに非常に重要な練習となります。 例えば、KeyがCメジャーで、コードがCのとき、Cイオニアンスケールを使ってアドリブを鳴らすと、すべてがダイアトニックノートなので、「外れない」ので面白くありません。 しかし、同じときに、Cリディアンスケールを使ったアドリブをやると、この場合実際はGメジャースケールなので、Fが#となり、ダイアトニックスケールと比べると、1ケの音が外れます。これを「スケールアウト」といって、ジャズでは「おもしろい!」と評価されます。 【スケール・アウト】=ソロで故意に音を外すこと。 http://jazzcafe.victor.jp/master/dearmaster/dearmasterdata/detail/id/15724/ このように、将来ジャズをやるのであれば、例えばCメジャーコードの時に、上記のメジャー系スケールを使ってアドリブフレーズを作れば面白いということで、しっかり覚えておく必要があります。おそらく人によっては、「Cコードのときには、Gメジャーのスケールを使えば面白くなるのだ」と覚えている場合もあると思います。 これは、「Cコードのときには、Cリディアンを使えば面白いアドリブになる」と言っているのと同じです。 keyCのときのFコードのときにFリディアンを使うと、それは結局Cメジャーのスケールなので、アウトする音がなくて面白くありません。また「Fリディアン」という言葉を使う必要もありません。 五線譜の上にコードネームが「C」と書かれていて、アドリブを振られたときに、「Cリディアンスケール」を使うとF#音がアウトして面白いので、そうするとして、 コードネーム「C」の記号を見て、「ここはGメジャースケールだ!」と思うか、「ここはCリディアンだ!」と思うか、どちらに直感性があるかといえば、やはり「Cリディアン」だと思います。コードネームずばりをルートと考えるほうが脳内変換がしやすいと思います。 質問者さんがクラシック畑オンリーの人であれば、的はすれな回答ですみません。♭系の曲に強くなるためのハノンと思ってください。ところで楽器は何でしたっけ? ジャンルはクラシックオンリー?

その他の回答 (1)

  • gldfish
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回答No.1

練習ってのは、ピアノ演奏か何かの事でしょうか・・・? 単純に、長・短音階だけで出来ているものだけが音楽ではない、という根本的な事が実感出来る・・・というのじゃ駄目ですか? 教会旋法を意識した者は、少なくともそれを意識すらしていない者よりは、音楽に対する視点が柔軟になり、作曲において表現の幅は確実に広がるでしょうね。 ドビュッシーなんかは、それまで全音階・機能和声一辺倒で幅を利かせてきた独墺系・・後期ロマン派の行き詰まりを見抜き、教会旋法の復活を始めとし、全音音階・5音音階など各種の音階の採用、機能和声の放棄など・・・様々な語法を積極的に取り入れ西洋音楽の近代化を推し進めた代表的作曲家の1人です。 せっかく教会旋法を学んでいるならいい機会ですから、教会旋法を用いた名曲を実際に体感してみてはいかがでしょうか。 とはいうものの、ドビュッシーの場合、1つの曲に様々な音階や旋法が混在しているタイプの曲は多いものの、始終1つの教会旋法で作られているというものは無いように思えます。例えば「沈める寺」や「聖セバスチャンの殉教」では多用な音階・旋法が表れては消え、幻想的な題材ながらも、国際色溢れるものになっています。ドビュッシーの場合は、それぞれの音階・旋法の組み合わせの妙、そしてそれらを対比的に味わうという意味では、一興かと。 ポップスでよく知られるのは"Scarborough Fair"。これは聴くからに・・ですよね。始終使われているのはドリア旋法のようです。 やはり近代以降の曲・・ジャズやポップミュージック等においては、(それが意図してなのか無意識なのかは作曲家にもよるでしょうが)要所要所で使われる表現手法の1つのようですね。

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