#4です。
jokbさん。私は40年近くギターを弾いています。理論の勉強も中学の時からですから30年以上になります。全く凡人の私でも何十年も音楽を続けていればその程度の知識は身に付くと言うことです。
あなたはまだ音楽、ギターを始めて何年も経っていないでしょう。モードが理解できなかったとしても恥ずかしいことではありません。誰でも最初はチンプンカンプンです。何年も練習を重ねて勉強していくのです。コード理論にしても、テンションコードの意味がちゃんと理解できて使いこなせるようになるには半年や1年では到底無理です。
CDの耳コピーにしたって最初は迷いながら進めていきます。後から楽譜を読めば間違っていることもよくあります。そんなことを言えば「ゲッカヨ」とか「GoGoギター」のような専門誌に載ってる楽譜やTAB譜だって間違いは珍しくありません。だから気にする必要はないのです。
#4のコメントを読む限り、まだまだ楽典の基礎知識、記譜法なども勉強しなければならないでしょうし、ダイアトニックスケールでの三和音、四和音などコード理論の基礎的な部分も理屈だけでなく、実際にギターを手にして実用的に使えるレベルまで理解する必要があります。
これらの体得には、特別な才能とか忍耐力とか人並み外れた努力家であるとか、そういうことは全然関係ありません。ただ、地道に気長に真面目にギターと付き合っていくことが大切なのです。
特に自由なアドリブプレイは練習生の憧れですよね。でも自由に弾けると言うことは、機械的に速弾きできる、色々なコードをすぐ使える、という物理的な能力と、こう弾けばカッコよく聞こえる、このコードの時にこんなスケールを使うと意外性を感じる、などメンタルな要素の両方が必要になります。
だから速弾きの練習ばかりやってもアドリブは上手くならないし、知識だけ理論だけ詰め込んでもやはり気の利いたアドリブはできません。両方のバランスが大切なのです。
今のjokbさんには「なんじゃそれ」の連発かも知れませんが、ギターの上達に近道はありません。ミスチルやポルノのコード弾きするだけなら半年もやればひととおりの曲はマスターできるでしょうし、B'zの松本のコピーだって必死でTAB譜に食らいつけば1年もあれば1曲くらい攻略できます。
でも自由なアドリブは、他人のコピーをするのとは訳が違うのです。
アドリブは自分で作曲したり編曲したり考えながら楽器をプレイするので、コピーとは労力・能力が桁違いに必要になります。そのとっかかりがモード理論なのです。
焦らず慌てず地道に続けることが自由なアドリブプレイへの近道です。こればかりはよほどの大天才でない限り簡単には身に付きません。3年とか5年とかくらいの長いスパンでギターと付き合って下さい。諦めずにひとつひとつ着実に勉強を重ねていけば、あなたも必ず自由にギターを弾きまくることができるようになります。
才能なんか関係ありません、才能が必要なのはプロになってさらに一流ギタリストになれるかどうかのレベルになってからの話です。
まあぼちぼちじっくり練習はじめましょう。5年後には今の質問とコメントの全てが「なんだこんなことだったのかぁ」と思われるはずです。
お礼
皆さまご回答及びご指南まことにありがとうございます。めげずに真面目にギターと向き合って勉強および練習をしたいと思います。