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リディアンスケールの使い方がわかる曲
ジャズギターを修行中の者です。 バップ~モードジャズを中心に勉強しています。 ある人から「リディアンはけっこうよく使うからぜひ覚えたほうがいい」と言われました。 しかし、実際どんなふうに使うのか具体例を聴いてみないと、自分で練習してても響きがどうもいまいちピンときません。 リディアンはメジャースケールの4度が#になっているモードですが、たとえばCmaj7のキーの曲でFmaj7のときにリディアンを弾いても、それはCメジャースケールの構成音を弾いていることと同じです。 そういう使い方(というかCメジャースケール一発で弾いてると結果的にFのときはFリディアンになっている)ならわかるのですが、モードの使い方として、ダイアトニックスケール的な方法論ではなく、「こういう時にこんなモードを使うとカッコいい」とか、最初から特定のモードをメインに使って演奏する曲などがありますよね。 その後者の方法論で、具体的にリディアンスケールを使って演奏している曲や、ソロの音源を探しています。 わかりやすいお薦めの曲があれば、ご紹介ください。 ドリアンやミクソリディアンはわかりやすいので、すでに自分でも使うようになっているのですが、次の課題はリディアンです。 ぜひよろしくお願いします。
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>A♭はA♭リディアン、FはFリディアンで弾くのですよね? そうです。 例えばボサノヴァのリズムで弾いたりします。Gから2小節ずつリズムに乗って、A♭なら和音で(ファ・シ♭・レ)と(ミ♭・ラ♭・ド)を交互に使い、 Fなら同様に(レ・ソ・シ)と(ド・ファ・ラ)。 B♭なら(ソ・ド・ミ)と(ファ・シ♭・レ)という風に。 私は鍵盤弾きなので、これがギターでやりやすいかどうかはわかりませんが、リディアンではアッパー・ストラクチャー・オブ・トライアドといいまして、和音で攻める使い方をしたりするんです。 >「ここ!このフレーズだよ!」 という程度でいいのでしたら、パット・メセニーのBright Size Lifeなどどうでしょうか。 音はこれ http://www.youtube.com/watch?v=ZG8IE14hi8M&feature=related 楽譜はこちら http://www.misterjazz.org/pages/Bright%20Size%20Life.jpg このテーマがGで始まり、2番目にB♭がきます。6度♭でリディアンです。Fも3度♭なのでリディアンですよね。 アドリブを展開するにもこの基本のままのようですので、参考になるかもしれません。 終止で使うリディアンは、オーソドックスな4ビートジャズにはよくあるので、きっとお持ちの音源にもあると思います。
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- MinMin32
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リディアンドミナント7thではなくただのリディアンですね? リディアンはトニック以外のメジャーコードに使えるので、Key of Cなら D♭・E♭・F・G♭・A♭・B♭ などがリディアンになります。 ですので、例えばですが、次のような進行でトニック以外をリディアンスケールで弾くだけで、雰囲気はわかると思います。ギターということですのでKey of Gだと、 G |A♭ |G |F | G |B♭ |A♭ |G || (GだけIonian、それ以外はLydian) それと変則技で終止のトニックをリディアンにするのもよく聴きます。その方が何となくオシャレに聞こえますからね。 ということで、リディアンはたくさん使うので、おすすめの音源は、ちょっとどれにでもあるので、わかりません。すみません。
お礼
はい。ただのリディアンです。リディアン7thはジェフベックのレッドブーツがそうであるというのをネットで調べていて知りました。 そのような感じで、普通のリディアンも音の響きの感覚を覚えたく質問させていただきました。 きっと普段たくさん聞いているはずだと思うのですが、「ここ!このフレーズだよ!」と教えてくれる人がいないので、ずっと分からないままなのです。 G |A♭ |G |F | G |B♭ |A♭ |G || (GだけIonian、それ以外はLydian) これを弾いてみました。 うーん・・・微妙ですね。。 A♭はA♭リディアン、FはFリディアンで弾くのですよね? なんというか、リディアンスケールを弾くと言っても、どんなフレーズを弾けばいいのかわからないので、とりあえずバップ的な定番フレーズの4度を#したフレーズで当てはめてみました。 でも、ただズレてるだけにしか聴こえません。というかそれが「モードな」感覚なのかもしれませんが。 また伴奏がないのでピンとこないというのもあります。
- peacementh
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C長でいきなりC短のスケールが現れたりしますね? あれとまったく同じ理屈でCリディアンをはめてみると言いでしょう。 C長の上でG長の構成音との違いは#IV。 つまりは#IVをバシッと決め付けることができればいいと思いますよ。 コード理論の立場からみてもドミナントとサブドミナントの架け橋として使える音です。 具体的な音源はちょっとわからないです。 なにぶんアナライズを怠っている身の上で・・・
お礼
ありがとうございます。仰られる内容は理解しているのですが、それを自分で弾いても、なんだかただズレてるだけ、間違ってるだけにしか聴こえないのです。 まあ同じモードを使うにしても、フレーズのセンスの問題なんでしょうけど・・・。 なので、例えばこんなフレーズ、という具合に具体例があればなるほど~と納得できるのになあと思ったんです。 本来なら「片っ端からコピーしてアナライズしろ」ということになるのでしょうが、とりあえずこちらでお聞きしてみました。
お礼
何度もすみません。 パット・メセニーのBright Size Lifeを聴いてみました。ああ!こういう感じなのですね! こうやって聴くとああ~なるほどなあと、とてもよくわかりました。この響きの感覚なら他にもたくさん覚えがあります。これまでは砂浜でコンタクトレンズを探す思いでしたが、これで探すポイントが一気に直径50cmに縮まったかのようです。 ありがとうございます! >という程度でいいのでしたら はいこの程度でもものすごく得るものが大きかったです! たとえば英語を全く知らない人が「Thank you」と何度言われてもなんのことか分かりませんよね。 そこで「Thank youは、ありがとうの意味」と教えてもらえると、相手の感謝の気持ちを受け取ることができ、自分も相手に感謝の気持ちを伝えられるわけです。 これはとてつもなく大きな進歩です。意思疎通ができなかった相手と、少しだけど疎通ができるようになったんですから!(もちろん、英語学習においては“この程度”ですが) それと同じように、僕もリディアンの響きがどのようなものなのか分からなかったので、まさに「Thank youは、ありがとうの意味」と教えられたようなものです。 これで理解の糸口がいっきに開けました。きっと何ヵ月後かには「“この程度”のことがなんで何年も分からなかったんだろう」と思うようになることでしょう。 本当に助かりました。重がさねですがありがとうございます。