• ベストアンサー

稲はなぜ水の中に植えられる?

ふと思ったのですが、 なぜ稲は水の中に植えられるのでしょうか? 麦など、似たような植物でも、 水田に植えるものは他に知りません。 (あるのかもしれませんが) 植物の育て方としてはかなりイレギュラーな 育て方のように思うのですが、 どうなのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#21649
noname#21649
回答No.3

>なぜ稲は水の中に植えられるのでしょうか? 葉から空気を吸収して.根に酸素を送る性質があるためです。 植えたばかりの稲を水中に置くとすぐに腐ります。葉が出ていれば.強いのですが。 水稲は.数少ない水中で育つ植物ですが.収穫期には乾燥させる等.水の管理が面倒くさいです。 他に.蓮(れんこん).しゅんさい(名称疑問).等種類は少ないですが.水中に作付けする品種があります。 水があるので.有害ぶしつが水で洗い流され.連作が可能という特殊な条件もあります。 あと.陸稲は水稲の1/2という回答がありますが.私の地区では.1反あたり.稲作は8-10俵.陸稲は2-3俵で.1/2なんて取れないです。しかも.連作が出来ない(したいのであれば.水を入れて畑を洗う)のです。 収量については.作り方さえ間違えなければ(捨て作りをしない.気温の低下がない).1反.8-10俵とれます。収量が多い品種・少ない品種は多少ありますが.気温さえ適切になっていれば.取れます。 しかし.気温の低い地区では.いくら寒冷米をつくっても平年作4-5俵.2-3年に1回.青立ち(実らないこと)なんて地区もあります。 捨て作りの代表としては.有機栽培.無農薬栽培等があります。これらは.肥料がほとんどなく.通常の栽培方法の半分しか取れません。 ある.無農薬有機稲作栽培を行っていることが良く知られているサイトの写真を見れば.葉が黄色く.カリ肥料をほとんど与えていないことがわかります。 昔は.カリ不足の場合には.人糞を与えていましたが.おそらく.該当サイトでは.人糞を与えていないのでしょう。 最後に.品種の影響があります。 収穫量の多い品種は.とにかくまずい品種(有名なのでは.北海道内陸全体で稲作を可能にした農林27号(数値疑問))です。 うまい米(βが多い米)は収穫量の少ない品種(モチコメはウルチの1/2程度)です。 両者を適当にまざっていないと.収量が多く(土地生産性が高く).うまい米にはなりません。ここに.育種の技術が問われます。 しかも.地域差があります。一面に水田が広がる穀倉地帯で作られた米は.大体がまずいです。一方.山間僻地.幅100m程度の谷間の両側に雑木林が広がるような場所で作られた米はうまいです。原因はしりません。

sunuinu
質問者

お礼

水が有害物質を洗い流すため連作が可能、 とは想像もしませんでした。 捨て作りという言葉や、 穀倉地帯で作られた米はまずく、僻地で作られた 米はうまいだとか、興味深いお話を ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • deadline
  • ベストアンサー率63% (1239/1943)
回答No.2

稲は元々、長江下流域の湿原が原産といわれていますから、その環境に似た栽培方法として水田が作られたのではないかと思います。 稲には水田で栽培される水稲と、畑で栽培される陸稲の2種類がありますが、陸稲は水稲に比べると、 ・収穫量がおよそ半分 ・味も今一 のようで、日本では、ごく一部で陸稲もち米が栽培されているだけで、主にあられなどの原料としてしか使われていません。 水田での栽培という、他の穀物とは明らかに異なる栽培方法がとられているのは、原産地の環境に近い形で栽培される水稲の方が収穫量も多く、味も良いからなのではないかと思います。

sunuinu
質問者

お礼

なるほど、湿原が原産だったんですか。 水稲と陸稲は、種類も違うんですね。 ありがとうございました。

  • asuca
  • ベストアンサー率47% (11786/24626)
回答No.1

東南アジアなどでは水田ではなく陸稲栽培が行われています。日本の気候府度では水耕栽培が温度変化などに対応しやすかったのであったのでしょうね。 みずは温度変化を受けにくく一定の温度を保てますのでそういった意味で日本での稲作にはあって居るんです。 寒さに弱い稲だからこそこういった栽培ほうほうが発達したんですね。 それによって稲作可能地域は北上しましたので。

sunuinu
質問者

お礼

やっぱり陸でも育つんですか。 水耕は一種の発明だったんですね。 ありがとうございました。

関連するQ&A