- ベストアンサー
チューリングマシンとオートマトンの違いとは?
- チューリングマシンとオートマトンは、計算理論において重要な役割を果たします。
- チューリングマシンは、オートマトンにテープ(記憶)が加わったものであり、コンピュータとしての基礎となります。
- 一方、オートマトンは日常生活にも身近な例である自動販売機としてイメージすることができます。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
違いは、チューリングマシンはテープにより無制限に大きなワークエリアを取れるということでしょうか。 オートマトンの場合、 有限オートマトン:有限の状態しか取らない プッシュダウン・オートマトン:有限オートマトン+スタック(後入れ先出し) 線形拘束オートマトン:テープ長が入力に比例する長さに制限されている と言ったようにワークエリアのサイズや読み書き順に強い制限があります。 # 参考: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%B3 違いの具体例になるか分かりませんが、上記サイトには受理できる形式言語の範囲の違いが書かれていますね。
その他の回答 (1)
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
ん~, 「チューリングマシン」はともかく, 「オートマトン」は厳密に定義しないといかんような.... たぶん, 普通の解釈では「チューリングマシンはオートマトンの一種」となると思います. すくなくとも, 「線形拘束オートマトンを『オートマトン』としておいてチューリングマシンは『オートマトンではない』とする」のは違和感がある. また, 表現上「セルオートマトン」は「オートマトン」の一種になるはずなんだけど, これはうまく作るとチューリング完全になることが知られています. 例えば「ライフゲーム」はチューリング完全です.
お礼
なお、私の書いた ●「チューリングマシン」 = 「オートマトン」 + 「テープ(記憶)」 は http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/history/turing.html に書いてある 「チューリングマシンは無限に長いテープと、 テープに書かれている記号を読みとって内部の状態を変える自動機械 (オートマトン) からなっています。 」 も参考にしました。
補足
すみません。 オートマトンは、 有限状態オートマトン を意図して書きました。 質問は、有限状態オートマトンとチューリングマシンにできることを身近な例で理解できないか、ということでした。(自動販売機、というのは分かり易いのですが・・・、やはり、チューリングマシンとの比較を考えると言語の受理じゃないと適切な具体例ないでしょうか・・・)
補足
ありがとうございます。 やはり、このレベルになると、自動販売機、みたいな身近な例では難しいでしょうか・・・。