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カップめんの容器はもう溶けなくなった?
カップめんの容器はもう溶けなくなった? 何年か前にカップめんの容器が熱で溶けて 環境ホルモン?が出ると話題になってたと思いますが アレってもう大丈夫になったんでしょうか? もう一点 やっぱ沸騰したての熱湯を使うとさらに危険度が増すんでしょうか?
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環境ホルモンと呼ばれて話題に上ったものは、より広い意味の言葉で 「内分泌かく乱物質」と総称されます。生物の体の中でいろんな調節作用をする ホルモンの作用メカニズムを邪魔して害を与える物質一般を指します。 カップめん容器に使われるポリスチレンはスチレンという化合物を原料として 合成しますが、その過程でどうしても微量の二量体(ダイマー)、三量体(トリマー)など スチレンの整数倍の低分子の副生成物が出来てしまいます。 以前に、これらの物質に「内分泌かく乱物質」ではないかという疑いが有りました。 まず、生物学的な影響の調査の結果はカップめんメーカーの業界団体の自主研究がされて 結果を公表されています。 http://www.instantramen.or.jp/about/kankyo/980629/01.html この研究結果の内容は専門家による検証を受けて認められ、 厚生労働省の発表する最新の「内分泌かく乱物質」の化合物リストには スチレン関連物質は含まれていません。 また、低分子のスチレン関連物質は、容器としては本来必要の無いものですから、 製造条件を工夫して生成を減らしたり、出来た空カップをラーメン製造前に 加熱して蒸発させたりして量を減らすように改良をしています。 沸騰したての熱湯を使うと危険度が増すか、との質問についてですが、 (無害であるので意味の乏しい話になってしまうのですが・・・) 空カップへの給湯と、ラーメンやスープの油が入った状態での給湯の2通りで 低分子のスチレン関連物質が溶け出す量を調べた調査では、 水よりもお湯の方が多く溶け出ます。また、空カップよりも油がある方が多く溶け出ます。 しかし、溶け出す量はおよそ10ppb程度です。 ppb(ピーピービー:パーツ・パー・ビリオンの略)という単位は 10億分の1を表し、1000トンの水に1グラムの物質を混ぜたのが1ppbです。 結論としては、安全です。化学的な危険度よりもラーメンそのもののカロリーや 塩分の摂り過ぎに気をつける方が現実的なくらいです。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 実用上は全く問題有りませんが、、、 溶けるか? といいますと、100度未満の熱湯では難しいのですが、焼き肉を鉄板から載せると溶けます(笑) 揚げ物を入れたら溶けて穴が空き、揚げ物が落下、、、(>o<);;; そう言う意味では最近の紙製容器も問題でしょうかねぇ(苦笑) 長期間カップ麺ばかりを食べ続けたら、塩分やカロリー、保存料などの方が影響大きいと思いますし、キャベツたっぷり焼きそばでも ビタミンCはどうなんでしょう? バランスの問題でしょうかね。 知り合いの方が医者と仲良くて、一緒に呑んだ時に「開腹手術で、レトルトやインスタントばかり食べてる人は、内蔵が見える前に臭いで判る」と言っていたそうです。 本当かどうか少し疑問では有りますが、新鮮な物をバランスよく食べるのが良いんでしょうね~。 と 言いながら、私の今夜はキャベツの千切りと目玉焼きと どんべい天そば(爆笑)+ビール大瓶4本目~(オイオイ?)
お礼
回答ありがとうございます。 100?程度のお湯では溶けないようですね、安心しました。 焼き肉を乗せた経験はありませんでしたが、 ちょっと怖いですね。 カップめんはそれほど食べないのですが ラーメンとか結構カロリーの高いものをよく食べたりするので そちらのほうを気をつけないといけませんね。 飲みすぎにはお気をつけくださいませ~
- takuranke
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こちらの「容器」という項目をお読みください http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E9%BA%BA
お礼
回答ありがとうございます。 とりあえず過剰に食べなければ大丈夫、のような感じでしょうか。 ただ「問題ない」という調査結果がカップめん業界の調査であるとか しそ油以外にも見つかってないだけで溶ける要素があるんじゃないかとか 疑り深い私にはちょっと信用しきれない部分もありますが。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもお詳しいというか、すごいですね、 業界の方なのでしょうか。 安全とのことで安心しました。