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原爆と水爆の違いって?

以前から思っていたのですが、原子爆弾と水素爆弾とはどう違うのでしょうか。

みんなの回答

  • gum
  • ベストアンサー率50% (4/8)
回答No.2

簡単に言うなら、 原子爆弾は核分裂を。 水素爆弾は核融合を利用した兵器です。 下のsophia様のご説明道理です。 原子爆弾は、 2分したウランなどの重い放射性物質を火薬を使って瞬時に合わせ、 中性子線が発生する事によって連鎖的・爆発的に核分裂反応を起こさせます。 水素爆弾は、水素の核融合を利用しますが、 現段階の核物理学の実験などでは常温・常圧での水素の核融合はできません。 水素の核融合を起こす為に、原子爆弾を使い、 高温高圧の状態にしてから、水素の核融合を起こして莫大なエネルギーを放出させます。 核分裂よりも、核融合の方が膨大なエネルギーを取り出せるために、 水素爆弾の方が原子爆弾よりも破壊力が大きいです。 U235(92)+n1(0)→U236(92)→Sr94(38)+Xe140(54)+2n1(0)+γ Sr94(38)+Xe140(54)→Zr94(40)+Ce140(58)+6e0(-1) 上の核反応式は、ウランの分裂です。 下の式は分裂によって発生した物質の変化です。 H1(1)+T1(1)→He(2)+γ D1(1)+D1(1)→He(2)+γ 上の核反応式は、水素と三重水素の核融合式。 下の式は、重水素同士の核融合式です。

  • sophia
  • ベストアンサー率53% (66/123)
回答No.1

原子爆弾は、全部いっぺんに集めると臨界状態になる量のウランなりプルトニウムなりをボールの内壁に分散して配置し、ボールの外壁に火薬をおいて、それをパッケージしたような構造で、信管を押されるとまず周りの火薬が爆発して分けてあったウラン等が中心部に集中し、臨界状態になり強い光と熱、放射線を放ち周囲の空気を急激に膨張させ、おおきな爆発を起こします。水素爆弾は、水素のたっぷり詰まったボールの周りにウラン等を置き、少し離れたところにまたウラン等と火薬をおいて、その2つを通路を隔てて配置、パッケージします。信管が押されると、まず火薬が爆発して一緒に入っていたウラン等の粒が通路を通って水素の入ったボールのほうへ向かい、ボールの周りについているウラン等とくっつくと臨界状態になり爆発、その時の圧力で水素を圧縮し、高温高圧になった水素はプラズマ化し、核融合を起こします。このとき、水素がヘリウムになり質量が減少します。この質量の差がそのまま熱と光になり(エネルギ=質量*光速の自乗)、普通の原子爆弾よりもさらに大きな威力となります。このとき水素には重水素などを用いるようです。核融合反応は放射能を発生しませんが、これではその前段階でウラン等が核分裂をしているので放射能がまき散らされるのにはかわりがありません。参考資料が手元になかったので記憶を頼りに書きましたが、できればお近くの図書館なり本屋さんなりでこの資料を探してみて下さい。図解入りで紹介されていますので。ただ、参考資料の名前を間違っているかもしれませんので、購入される場合は一度内容に目を通してから購入して下さい。間違っていても責任はとれませんので。

参考URL:
ブルーバックス「機械の仕組み・小辞典」という名前だったとおもいます