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宇宙誕生後の時間と温度
宇宙誕生後の時間と温度 10のマイナス44乗秒 温度は10の32乗K 重力の枝分かれ 10のマイナス36乗秒 温度は10の28乗K 強い力の枝分かれ 1000億の分の1秒 温度は1000兆K 弱い力の枝分かれ 10のマイナス44乗秒はプランク時間といわれます。 これらのことはどのような理論から分かるのですか。相対論ですか。プランク定数ですか。それだけだと不足です。根拠となる理論は何ですか。参考書はありますか。教えてください。
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- grothendieck
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相互作用の分岐以外に「クォーク-ハドロン相転移」も起こったと考えられています。こちらについては T. Hatsuda et al."Quark-Hadron Plasma"(Cambridge)
- grothendieck
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このサイトにはノーベル賞受賞者を無知呼ばわりするという大変な権威とか、素人には逆の意味にしか読み取れないような深い含蓄を垂れる「専門家」とかがいらっしゃいますが、こんな簡単な質問にはあほらしくて回答してられないそうですから非常に不十分ですが私が回答しましょう。 よく知られているようにWeinberg-Salam理論ではSU(2)×U(1)対称性がHiggsポテンシャル V(φ) = φ^4 - φ^2 による自発的対称性の破れで真空ではU(1)対称性になります。しかし有限温度での有効Higgsポテンシャルは Veff(φ,T) = V(φ) + m^2 T^2/24 - π^2 gT^4/20 となります。そのため臨界温度以上では”真空”はφ=0の場所となり自発的対称性の破れがなくなり弱い相互作用と電磁相互作用の区別がなくなります。この”真空の相転移”はT~100GeVで起こると考えられています。ここまでは確かな話でしょう。大統一理論があるとすれば同様により対称性の高い群からHiggs Mechanism によって強い相互作用と電弱相互作用に分けているのですから高温になれば両者の区別がなくなります。しかし大統一理論は確立されていません。 温度は10の32乗K 重力の枝分かれ 温度は10の28乗K 強い力の枝分かれ は確かな話とはいえないと思います。 文献 A.D.Linde:"Phase Transitions in Gauge Theories and Cosmology",Rep.Prog.Phys.,42,389(1979) 坂井伸之「ビッグバン宇宙論は超えられるか」(現代物理学最前線2)、共立出版
お礼
回答をいただき感謝申しあげます。いろいろな本を読んでも、相転移と温度の結果しか記述されていないので、前から疑問に思っていました。できることなら確かめてみたいと思っています。示されている本を読んで学んでみるつもりです。ありがとうございました。
お礼
再び、回答をいただき感謝申しあげます。かなりルベルの高い内容だと思います。難しいと思いますが、調べてみるつもりです。ありがとうございました。