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等面四面体 (京都大)

△ABCは鋭角三角形とする。このとき、各面すべてが△ABCと合同な四面体が存在することを示せ。 (京都大) 〈解) BC=a CA=b AB=cとする。 △ABCは鋭角三角形であるから、次の不等式が成り立つ。 a^2+b^2>c^2、b^2+c^2>a^2、c^2+a^2>b^2 したがって3つの等式 x^2=1/2(c^2+a^2-b^2)  y^2=1/2(a^2+b^2-c^2) z^2=1/2(b^2+c^2-a^2)  の右辺はいずれも正であり、これらを満たす正の数x、y、zが存在する。 ここで、垂直に交わる3辺の長さがx、y、zである直方体を作ると x^2+y^2=a^2、y^2+z^2=b^2、z^2+x^2=c^2 が成り立ち、直方体の4つの頂点を共有する四面体は、4面とも△ABCと合同である。 したがって、各面すべてが与えられた鋭角三角形と合同な四面体は存在する。 これは参考書に載っていた京都大の入試問題です。 全く分からなかったので解答を見たものの、全く分かりません。 理解できるのは解答の一行目くらい・・  詳しい解説をお願いします。

みんなの回答

  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.1

 直方体の頂点をD~Kとします(面DEFGと面HIJKが平行)。また、辺DE、EF、DHの長さをそれぞれx、y、zとします。すると対角線HE、EJ、JHの長さはそれぞれc、b、aとなります(x^2+y^2=a^2、y^2+z^2=b^2、z^2+x^2=c^2より)。  E,J,H,Gを頂点とする四面体について各辺の長さを考えると、この四面体の辺は上記の直方体の面の対角線となり、上記同様にしてその長さがa,b,cであることが判り、全ての面が△ABCと合同となります。  直方体の図を書いてご確認下さい。

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