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MPPT回路改造について

私は現在下のHPのMPPTを制作しています。 http://arms22.blog91.fc2.com/blog-category-19.html 回路が組みあがりプログラムを書き終えたのですが もう少し効率を上げたいと思っています。 http://blog-imgs-19-origin.fc2.com/a/r/m/arms22/mppt_sch.png こちらの回路ですが、話によるとダイオードを どこかに足すと効率がよくなるんじゃないかなあ といっていたのを聞きました。 どこにどのように足せばいいのかまるで分らず困っています。 他にも効率を上げる改造等あるようでしたら知りたいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

●トランジスタ駆動インピーダンスを下げてみる。 ベースを駆動するインピーダンスが高いとスイッチングスピードが遅くなり、スイッチングロスが増えます。 低くしすぎると駆動回路の電流が増えて効率が下がります。 ・R4を3.3kぐらいにしてみる ・R5=R6=6.8kぐらいにしてみる ・R5に並列に33pFぐらいのスピードアップコンデンサを付けてみる ●Q2を非飽和動作にしてみる。 ダイオード追加となるとここかなぁ。 ロジックICの74LSシリーズは、コレクタ・ベース間にショットキダイオードを付けることで非飽和動作として高速化したそうです。 信号用のショットキダイオードを付けてください。普通のシリコンダイオードではVFが大きいので効きません。 Q2に適用可能です。Q1にやるとVceが大きくなってしまって逆に損失が増えるでしょう。 ●電流が大きい場合はQ1のベース電流を増やす Q1のベース電流は(Vin-0.6)/R3でだいたい決まります。 Vin=3Vだとすると2.4mAですので、hfe=70を掛けると168mAです。 つまり出力168mAでぎりぎりです。 もっと流す場合はR3を下げた方が良いでしょう。 ●スイッチング周波数を下げてみる トランジスタのスイッチングスピードが遅いと毎サイクルスイッチングロスが生じます。 スイッチング周波数を下げればロスする回数が減るので、低損失になる可能性があります。 下げすぎるとノイズが増えたり出力電圧が上がったりします。 ●コイルを変えてみる コイルによって鉄損や銅損が変わるので、100uH~470uHあたりでいろんな品種の物を刺してみてください。 KEN_2さんの低ESR電解化は、C4もやったほうがいいですね。 太陽電池は比較的ハイインピーダンスなのでC4も効いてきます。 ではじっくりお楽しみください。

sennjyouki
質問者

お礼

完璧すぎて驚きました。 本当にありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.1

回路図と製作記事を拝見しました。 1.45Vで満充電する回路としては良く検討された回路と思います。 >話によるとダイオードを >どこかに足すと効率がよくなるんじゃないかなあ >といっていたのを聞きました 私の知識では見当たりません。 ほぼ妥当な部品と回路構成です。 >他にも効率を上げる改造等あるようでしたら知りたいです。 1.PNPトランジスタをPchMOS-FETに交換するのが効果があります。 2SA1020は、VCE (sat);0.5V ←が電圧降下で無視できないので オン抵抗の低いPchMOS-FETに交換するのが効果ありますが、VGSオン電圧が2V以下の部品の選定か接続方法を変更する必要があり、あまりお勧めできません。 >コレクタ・ エミッタ間飽和電圧 VCE (sat) IC = 1 A, IB = 0.05 A . . .0.5 V 2.R3;1K ですので、510Ω程度に下げて VCE (sat)を下げる方法もあります。 http://www.semicon.toshiba.co.jp/docs/datasheet/ja/Transistor/2SA1020_ja_datasheet_061107.pdf#search='2SA1020' 3.「C6 16V 470uF 電解コン」を低ESRの品種にすると19KHzでの変換ロスが減少します。 *現状で与えられた条件で、良く検討された回路方式と考えられます。  

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