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内臓の進化とは
人類の先祖は猿人と言う事は分かっています。しかし骨格は分かっていても内蔵の進化を解明した人はいるのでしょうか。最初から腎臓・肝臓があった訳ではないでしょうから、どのように現在に至っているのでしょうか。肝臓の複雑な解毒作用をどのように生まれたのでしょうか。肺が生まれた訳は?すい臓は?
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- east-with
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私は全部は知りませんが。 肺の起源 水中ではえら呼吸ですね。生物進化で初めて肺呼吸したのは、肺魚です。その理由は水中の環境汚染で地上の空気を求めたからです。肺魚が進化したのが両生類です。両生類と言えば、イモリやサンショウウオやカエルですね。彼らは中間進化の段階を維持しています。つまり、進化途中の状態で現在へ至る。彼らは、湿度がないと生活できない。その次の段階で爬虫類が生まれた。爬虫類は恐竜や亀やワニやトカゲやヘビです。ジュラ紀は恐竜の時代でした。しかし、隕石が落ちて地球凍結で恐竜やマンモスは絶滅しました。そこで、恐竜など大型爬虫類は絶滅し小型爬虫類が生き残ったわけです。後、爬虫類繁栄以降について。爬虫類は変温動物ですから。恐竜から鳥類が生まれた。それは祖始鳥から鳥類で、ほぼ恐竜の遺伝子です。爬虫類からほ乳類の時代へ。ほ乳類は平温動物です。そして、最後にホモサピエンスやネアンデルタール人から現代人へ。その人間の仲間は霊長類でオラウータンやゴリラなどです。
- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
「比較解剖学」「進化」をキーワードにネットで検索すると色々出てくると思います。
- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
おっしゃる通り、化石から内臓の構造はほとんどわかりません。 内臓の進化のことは、 化石からその生物の分類をする(哺乳類とか魚類とか) その分類から、現存する生物と見比べて、類推する という作業をしていると思います。 例えば、肺ですが、 現在、肺魚という魚がいます。 これは肺を持つ魚ですが、見てみると「浮き袋」が由来であるようです。 では、いつから魚が肺を持つようになったかというと、次のように考えられています。 海で登場した魚が、新しい「川」という環境に進出しはじめた。 そして川に適応した魚の中でエウステノプテロン(ユーステノプテロン)という魚が登場した(化石で発見)。 ここはWikipediaの文章を拝借しますが(Wikipediaでエウステノプテロンを調べてみてください)、 >当時彼らが棲息していた場所は海辺の潟湖などの汽水域であったと推測されている。こうした場所は潮の満ち引きなどによって環境の変化が著しく、水の流れが滞って酸欠状態に陥ることが珍しくなかったと推測される。このことから、彼らは現在の肺魚と同じように空気を呑み込み、肺で呼吸をしていたと考えられる。 という具合に、肺が登場したという考えが確立されるわけです。 あとの内臓のことは、私はよく知りません。 ただ、調べる手法としてはやはり、 現存する生物の進化の順番(魚→両生類とか)に並べて、 内臓の構造の比較して、どのように進化していったか、 あと、それらの内臓が発生生物学上、簡単に言うと、受精後どのようにしてそれぞれの内臓が出来てくるのか、どのような遺伝子が関わっているのか、 これらの結果を総合して、類推するしかないと思われます。
補足
それでは内臓を研究している機関はあるのでしょうか。