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会計の目的について
会計の最大の目的ってなんですか? 漠然的な内容ですみません。その目的の歴史や背景も教えていただけると幸いです。
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大きく分けて二つあります。 1つめが「国民のため」です。 URL:http://aimon.s6.xrea.com/hourei/kks570420_g.html (企業会計原則の前文の一の最後から2行目から記載) 簡潔に説明すると、企業は年1回以上財務諸表を作成します。 これは企業外部に見せるための物ですから、何らかの形で法律の 規制をうけます。法律がかかわる以上、その法律の目的が 「出資者のため」であれ「債権者保護のため」であれ 「利害関係者に対する情報提供のため」であれ、最終的には 「国民全体のため」でなければなりません。 もう1つが「受託者のため」です。 これはローマ時代から現代までの会計の目的を帰納法的に割り出した ものです。 外部に公表しない帳簿組織の作成目的等がこれにあたります。 結論としては、 財務会計-国民のため 管理会計-受託者(資金の出し手)のため となります。 ややこしい話で申し訳ありません。 もっと詳しく聞きたければ、その旨書き込んでください。
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- gutoku2
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>会計の最大の目的ってなんですか? 一般論での質問だと思われますので、一般論で回答します。 会計は、大きく分けて税務会計と企業会計に分類されます。 企業会計は、さらに財務会計と管理会計に分類されます。 各々、別の目的のために存在しています。 (質問者さんの意図する”会計”の概念に従って、下記内容を取捨選択して ください) 税務会計 法人税法の規定に従って課税所得および税額を計算するための会計です。 企業会計のように財務諸表の作成などを目的とはしていません。 課税所得算定(納税額を算定)を目的としています。 企業会計 財務会計 会社法に基づいた会計です(一部の会社では金融商品取引法にも 基づきます)。 一般に公正妥当と認められる企業会計の慣行に従い、適時正確な 会計帳簿を作成する事を目的とします。 法に定められた範囲内で会計を行います。 管理会計 企業の目的(営利・社会貢献等、会社によって一部異なる)を達成す る事を目的にした会計です。 企業内のルールに従って会計を行い、法律の制約は受けません。 会社状況を的確に把握する為に行います。 日本の場合、数十年前までは 税務会計≒財務会計 でした。よって昔は、 会計の違いを今ほど意識する必要がありませんでした。 (どちらかと言えば、現在の財務会計のみを行えば、問題がありませんでした) しかし、現在は税法と企業会計(財務会計)の会計基準が著しく乖離し、 財務会計の税引前当期純利益 ≠ 法人税法の所得 となっており、税務会計と企業会計は各々独立しています。 ※管理会計は実施してもしなくても、企業の自由です。
お礼
わかりやすいご回答どうもありがとうございました。 もしお時間がございましたら、以下の質問を新しく同じ会計のセクションに立てたのでお答えして頂けたら幸いです。 それぞれの会計の大本の目的・意図・企図は 税務会計=国等が企業等から税を出来るだけ多く取ろうとするもの。 管理会計=費用を出来るだけ抑えよう、収益を出来るだけ伸ばせるよう、とするもの。(伝統的な管理会計でない、最近の意思決定会計等もこの延長線上の様な気がします) この考えは間違ってますか?間違っていたならご指摘ください。 そして、私が一番疑問に思うのは、税務会計、管理会計は、時代が違っても、違う企業であっても、上記のように目的が固定されている気がするのですが、財務会計の場合は定まってないように感じます。時代が経てば変わり、企業ごとに目的として最大となっているものが違うように感じます。どうでしょうか?実際そうなのでしょうか?よろしくお願い致します。
- aokisika
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会計の目的は、 1.会社が儲かっているのか儲かっていないのかを明確にし、 2.儲かっているとしたら会社の事業のどの部分で儲かっているのか、儲かっていないとしたらどういう原因で儲かっていないのかを明確にし、 3.2に応じた対応をすることにより、利益を増やし、損を減らし、 4.会社を長期にわたって継続させることです。
お礼
迅速なご回答どうもありがとうございました。
補足
明快なご回答どうもありがとうございました。国民全体のためという視点は私には抜けておりました。私は現在、資格の勉強を始めたところであり、様々な会計処理を勉強しているのですが、会計の大本の本源的な目的を頭に入れれば、よりそれぞれの会計処理が頭に入りやすくなるかと思っていたのです。そのため、恐縮ですが、最終的には会計は国民全体・社会に資するものかと思われますが、イメージがしやすい(利害対立の調整や情報提供等)もう一つ下の段階で以下の質問に答えていただければ幸いです。 それぞれの会計の大本の目的・意図・企図は 税務会計=国等が企業等から税を出来るだけ多く取ろうとするもの。 管理会計=費用を出来るだけ抑えよう、収益を出来るだけ伸ばせるよう、とするもの。(伝統的な原価計算でない、最近の意思決定会計等もこの延長線上の様な気がします) この考えは間違ってますか?間違っていたならご指摘ください。 そして私が一番疑問に思う所は、税務会計、管理会計は、時代が違っても、違う企業であっても、上記のように目的が固定されている気がするのですが、財務会計の場合は定まってないように感じます。時代が経てば変わり、企業ごとに目的として最大となっているものが違うように感じます。どうでしょうか?実際そうなのでしょうか?よろしくお願い致します。 新しい質問として、教えてgoo.の同じ会計のセクションに立てたなので、お時間がございましたらよろしくお願い致します。