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就職活動中の敬語の使い方…
就職活動をしていて疑問に思ったことなのですが、 自分が所属するゼミの担当教官に対して、 尊敬語を使ってはいけないのでしょうか? 例えば 「よくゼミの教授がおっしゃることなのですが…」 などです。 友人からは、 「ゼミの教授はこの場合身内と考えるべきだからダメ」 と言われました。 宜しくお願い致します。
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人事面接担当の仕事をしていました。(今は現場をはなれておりますが) #1さんのおっしゃるとおり、身内には敬語を使いません。たとえ、社長であっても「おっしゃる」と言ってはいけません。 ただ、会社の規模にもよりますが、ウチの会社の田中が言っていましたが・・」と言って相手にすぐ顔がうかぶ程度の近しい社長なら話が通じますが、 大会社などでは、人物を特定するために「ウチの田中社長が言っていましたが・・」と、身分名をつけてもかまいません。 教授の場合、社会的に尊敬されるべき職業ということで、多少敬語を使っても印象は悪くならないと思います。「ゼミの田中が・・」と呼び捨てするよりも「ゼミの田中教授が・・・」と敬称を使った方が、人事面接官も気まずくなくて良いかもしれません。 面接の場合、大学は取引先でなく利害関係はありませんから、面接官にとっては、教授→目上、受験者→目下という関係になりますので、目下である受験生が面接官にとって目上にあたる教授を卑下するのは、ちょっと耳障りな場合もあります。 ともあれ、面接は受験生の雰囲気を見るものですから、常識的な社会人としてのコミュニケーションが出来ることが大切で、あまり「どういう言葉を使ってはいけない」ということに気を使いすぎて本末転倒になっても意味はないと思います。 気になるようでしたら、教授が「おっしゃる」とか「言います」とか「申す」とか言わずに、教授に「聞くのですが」と、自分を主語にされたらいかがでしょうか? それなら、尊敬語か丁寧語か謙譲語か考えずに、謙譲語オンリーで行けますからね。 では、就職活動がんばって下さい。
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尊敬語使用の原則のひとつに身内を高めてはいけないというのがあります。身内の範囲が漠然としているので困りますが、一般には家族、親戚のことです。しかし、社会人になれば自分が所属する団体、会社も身内扱いになります。 社外の人と話す場合は、会社の人すべて(社長を含む)が身内となります。 就職活動中の場合は、大学は自分が所属する団体なので、身内と考えるのがいいでしょう。従って外部の人間である会社の人に対しては、教授も学長も身内となります。 めでたくその会社に就職が出来たとたん、恩師は外の人間となるので敬語を使うのが普通です。逆に会社の上司は身内となるので、外部の人(取引先など)と話す場合には上司に敬語が使えなくなります。 このように同じ人が内の人になったり、外の人になるので敬語は難しいのです。その人が内の人になる(あたる)かどうかは、あなたと話し相手の関係で決まります。教授は身内ですが、家族に教授の話をする場合は、外の人になり、教授に対し尊敬語を使うのが普通です。
お礼
martinbuhoさん返信ありがとうございます。 明瞭かつ丁寧なご解答に感謝しております。 敬語の言い回しそのものや、 その場のシチュエーションに合わせた使い方を的確に判断できるようになるまでにはもう少し時間がかかりそうです。
お礼
oaoaさん返信ありがとうございました。 oaoaさんがおっしゃるように敬語を含め言葉というのは、 その場の状況に合わせて使ってこそ活きるものだと思います。 何事にも臨機応変に対応できる社会人目指して、 就職活動がんばります。