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シマウマの目の位置について

シマウマの目の位置は現在、広い草原を見渡すため真横についているといわれていますが、なぜそのように考えられるのでしょうか? たとえば、実験など納得できる根拠はあるのでしょうか? わかる方は教えてください。

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  • SaySei
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回答No.2

>なぜ広い草原を見渡すためと考えたのでしょうか? > 良い質問です。 まずはシマウマの生育環境を考えてみましょう。 野生のシマウマは、草原やステップといわれる大きな木の少ない環境で生きています。 シマウマの背の高さは、周辺の植物よりも高いわけですね。 そしてなにより、先にも答えたように「視野が広い」という特徴があります。 シマウマは広い視野で何を見ているかというと、広い草原ということになります。 ここまでで、充分にご質問に答えたことになるかと思いますが、 恐らくは「なぜ、草原を見渡しているのか」という部分も気になるのではないでしょうか。 シマウマは御存知の通り、草食獣です。単に食べ物を探すだけなら、 視野は広くなくても良いはずです。 周辺には草があるわけですしね。 つまり、視野が広いというメリットは、 シマウマの場合は餌探しというわけではないと言えるでしょう。 視野が広いことのメリットはむしろ、身を守ることにあります。 肉食獣が草むらに隠れていても、身動きをすれば不自然に草が動きます。 そうした違和感や、遠くにいる肉食獣の存在に少しでも早く気付くことで、 逃げて生き延びられる可能性を上げているのだろうと考えられています。

jnuamop7
質問者

お礼

何度もありがとうございます。 納得できました!

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  • gramin
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回答No.3

シマウマに限らず、多くの草食獣は、肉食獣に比べて左右の目の視野の重なりが少ないようです。 立体視するよりも、広い範囲から情報を得るようになっています。 草食獣はどこから襲ってくるかわからない敵を見つけるために視野が広い方が得策ですが、 肉食獣は獲物を追いかけるときには前方がよく見えればいいので、前についていると説明されます。 シマウマだけでなく、ウマでも、ウシでも、シカでも、ネズミでも、リスでも・・・そうなっているということは、 こういう性質が系統樹の上で何度も進化して、多くの種で維持されているということです。 こういう性質は生きていく上で適応的な性質であると考えられます。 それで、「シマウマの目の位置は現在、広い草原を見渡すため真横についている」といわれるのです。 科学的に正しいとされることは、すべてそうですが、 なるべく無理な仮定をせずに、多くのことを矛盾なく説明できる説明方法を現時点で「正しい」とみなしているということです。

jnuamop7
質問者

お礼

ありがとうございます。 納得できました!

  • SaySei
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回答No.1

ご自身が片目で見える範囲を確認してみてください。 首を動かさずに見れる範囲というのは180度もありません。 Wikipediaによると、人間の片目で160度程度のようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%96%E9%87%8E また、片目しか使わずに動いてみてください。 距離感が掴みにくくないでしょうか。 目が横についていると、両眼視できる範囲を完全に犠牲にすれば、 片目での視野は人間と同じと仮定すると、 320度まで広げることが可能です。 あくまでこれは理論値ですし、完全に犠牲にしては生活ができないので、 実際は250~300度程度なのではないでしょうか。 ちなみに、実験的に確かめたかったら、以下のPDFを参考にしてみてください。 http://www.ricen.hokkaido-c.ed.jp/411kenkyuukiyou/vol19/44%20misina.pdf

jnuamop7
質問者

お礼

回答してくださってありがとうございます。 回答の内容は納得できたのですが、なぜ広い草原を見渡すためと考えたのでしょうか? 何度も申し訳ありませんが、教えてください。

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