宗教音楽が全盛の時代は、単調な感じでしたけど(旋律が決まっているから)、ビバルディーの四季を聴くと、うまく春夏秋冬を音で表していると関心しました。
その四季の夏のyanniバージョンの聞いて、「元祖を超えた」と思いました。
Yanniのバージョンだと「The storm」ってなっているんですが、その題名通りハリケーンが吹き荒れる様子を音で表している。
躍動感あふれる曲調で危機迫るものがある。
youtubeで「The storm」で検索すると聴けます。
メインでバイオリンを弾いてる二人は、もう何度も四季の夏を弾いたと思いますが、yanniに今までの弾き方を越える演奏を要求されたんじゃないかと。
昔からある楽器以外、ドラムやエレクトリックギダーやシンセサイザーなども使っているのですが、それゆえに奥行きが深くなっていると思えました。
yanniの音楽はまさにグローバリゼーションという表現がふさわしいと思う。
(地域の特徴を生かすってのが、本来のグローバリゼーション化)
ちなみにベートーベンやモーツアルトが作ったオリジナル曲は、ひどいものだそうです。
編曲されて整えられたものが、彼らの音楽として世に通っているのだそうです。
美術に関しては、よくわかりません。
ピカソの以前の絵画を見たことがありますが、すごく感動を覚えた。
その忠実に写真 いや 写真以上に表現する技術を持っていたピカソの作品が3D調に変わってしまった。
一部の人しかその面白さがわからなくなった。
(一箇所の視点を故意に消すことで、あのように見えるようになるらしいです。)
印象派からポップ調になってしまった。 わからん・・・。
3Dから2D いや4Dになったような感じ?
(光の速度を超えると、電車の向こう側もこっち側も同時に見えるようになるらしい。2点の視点を同時にひとつに世界に現す? わからん。)
昨日、映画AVATAの3D版を観てきた。
スクリーンの枠が視界に入らなければ、私はその場にいるとしか思えなかったと思う。
臨場感あふれおり、スクリーンの中の世界に自分がいる感覚に襲われた。
白黒映画をはじめて見た人が、蒸気機関車が走ってくる映像を見て「うわー」と思わず席から立って逃げたそうです。かなりの人たちが。
現代の私たちは、車がつっこんでくる映画を観ても、避けようとは思いませんが、3D映画を観たら思わず避けたくなるんじゃないかと。
AVATAでは、いろんな昆虫が自分の周りを飛んでいる感覚になり、思わず払いのけたくなったもん。
理性で「思わず払いのけたら周りの人に笑われてしまう」となんとか払いのけたくなり衝動を抑えた。
さらにこの映像が進歩したら、映画を観ながら観る人によって映像が違ってくるようになるかも。
一人の人はこっちの人たちが会話している映像を見ていながら、別の人はその人の後ろから会話を聞くとか。
映画によく音楽が使用されており、効果を高めますよね。
この前見ていたTVで、名前は忘れましたがある作曲家は今までに無い音楽と作ったと紹介していた。
それは、はっきりしない、イライラする、なんともいえない という曲風。
彼の曲風は、主にサスペンスものに使われている。
時代により表現の幅が広くなったり、狭くなったりしているだけで、一部と一部をピックアップしたら差がありますが、人類の歴史全体でみると、実は同じことを繰返しているにすぎなかったりするのかも。
それは呼吸みたいなもので、宇宙もそうだと言われますが、拡大と縮小を繰返しているだけなのかも。
あるポイントとポイントをピックアップしたら、大きな差があるので進歩と言えなくもないですが、よりよくなった とは違うのかも。
クラッシック音楽に慣れ親しんだ人が、叩くようなロックに感動しても、ロックに飽きたら繊細なクラッシック音楽の良さが認識できるようになるように。その繰り返しかもしれないですね。
お礼
ありがとうございました。