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需要と価格
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私も経済学の勉強を始めた頃ちんぷんかんぷんでした。 数学で扱うグラフは、横軸が変数で縦軸が関数です。 つまり、このグラフで言うと、「需要が増えたときに価格はどうなるだろう?」 というのが『数学での』グラフの見方です。 ところが経済学では、けしからんことに、縦軸が変数で横軸が関数なのです。 つまりこのグラフは、「価格が変化した時に需要はどう変るだろうか?」というように読むのです。 Aのグラフは 「価格が変化した時の需要の変化は、価格が大きく上昇すると需要が少しだけ減少する」 というように読みます。 Bのグラフは 「価格が少し上昇すると、需要が大きく減少する」 というように読みます。 縦軸の価格が変化すると、その結果横軸の需要はどう変化するか、 と読むのです。 最初のうちは私も数学のグラフのようにAのグラフを「需要が少し増えると価格が激減する」 というように読んでしまい、混乱しました。 アダムスミスの時代には、「横軸が変数で縦軸が関数」よいう習慣がなく、 「横軸が変化すると縦軸はどう変るか」という使い方をする人と「縦軸が変化すると横軸はどう変るか」という使い方をする人がいて、アダムスミスは縦軸を変数とする使い方をしていたので、それがそのまま受け継がれているのだそうです。 学生泣かせの変なグラフはどうにかして欲しいものですね。
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- eikowings
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これは、価格弾性値といわれるトピックで出てくる命題です。 需要量と価格の関係を見るもので、価格を下げた場合、買う量が増えるのか?それとも、あまり増えないのか?それとも、価格を下げた比率と同じくらいの比率で、買う量が増えるのか?を考えさせる問題です。 生活必需品は、読んで字のごとく、価格が上がろうが下がろうが必要なわけですから、価格が大幅に下がったからと言って、買う量が、ドバット増えない。例えば、米の値段が、5割引にしてくれても、米を買う量は、一ヶ月で10キロとかで変わらないし、米の値段が、ちょっと上がっても、やはり、消費者は買いますよね。 一方、ローレックスの時計が、大幅値下げしてくれたり、ベンツが激安価格で売ってくれるとなったら、おそらく、買う人は、相当出てくると思います。 このように、価格と需要量を見てるわけです。ミクロ経済学の価格弾性値というところに出ていると思いますので、見たら良いでしょう。