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大和言葉には「ら行」から始まる言葉がなかったそうですが、それは何故なの
大和言葉には「ら行」から始まる言葉がなかったそうですが、それは何故なのでしょうか? お分かりになる方がいらっしゃいましたら教えて下さい
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おそらく「なぜ?」という問いに答えを出すのは容易ではないと思います。ラ行以外にも濁音や半濁音は本来語頭に立たなかったそうですが、今では難なく発音しています。昔の人にとって何らかの理由で発音しづらかったとか、本当に語頭では発音しづらい音だったものが時代とともに現代の音に変わってきたとか想像はできますが何しろ証拠がありません。 こういうことは日本語に限らずあちこちに見られます。韓国語でもラ行や濁音は本来語頭に立たず、今ではそうではないでしょうがちょっと前まではラ行で始まる外来語などは発音しにくそうにしていたそうです。 バスク語では語頭にRが立たない、英語では本来 v[v] と z[z] は語頭に立たない、スラブ系のある言語では語尾に来る子音の組み合わせに制限がある、などさしたる理由の見当たらない制限はいくつも見つかります(初めはなかった制限がのちにできたような場合は理由が推測できることもあります)。もっともかなり昔から外来語全くなしというわけにはいかないことが多いので、(本来)例外的な語形もあまり例外的とは感じられなくなっていることが多くあります。
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- cyototu
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ラ行で始まる大和言葉(外来語やその変化ではなくて、純粋な日本語と解します)を、探すのに一苦労しました。でも名詞で在りました。 レソ踊り http://asuusa.seesaa.net/article/21348841.html を見て下さい。大分県の盆踊りで、レソは、ソレの隠語だそうです。この言葉は何処の国から来たのでもない、純粋な日本語ですね。 名詞ではありませんが、津軽のねぶた祭の囃子詞の、ラッセーラーラッセーラ、ラッセ ラッセラッセラーは、いきなりラ行で始まる純粋な日本語ですね。 また、「ろくすっぽ」という言葉がありますが、これはどうも「陸すっぽ」という、中国の「陸」から来ている可能性がありますので、純粋な大和言葉ではないかもしれません。
お礼
わざわざ探して頂いてありがとうございます ら行で始まる大和言葉はゼロではないのですね
- SPS700
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日本の近くで「l」音が忌避回避され、それに別に理由の無いことは#1さん#2さんのおっしゃる通りです。 中国語には語頭の「l」がありますが、朝鮮半島では切ってしまうか(李明博イミョンパク)「n」で置き換える(盧泰愚ノテウ)のが普通です。朝鮮人民共和国では「李」を文字通りに「l」をつけて書くこともあります。 そのため朝鮮半島経由で日本に入ったと見られる語ノウゼンカズラ(凌が第一文字)などは「n]の置き換えが見られます。 少なくとも大和言葉が記録されるようになってからは「らし」とか「らむ」などという助動詞類は別として語頭に「ラ行音]は来ません。語頭に濁音が来ることも「ビシビシ(鼻水を啜る音)」のような擬声音を除いてはありません。これはそうなっているので理由はありません。 このような各言語に特有な条件を形態素構造条件 morpheme structure condition と呼ぶことがあります。
お礼
回答ありがとうございます 特に理由があるわけではないのですね
関係があるのではないかと思いますが、韓国語では現在でもラ行の音がないのではないですか。連絡船はヨンラクソンのように発音されませんか。
お礼
連絡船がそのように発音されるとは知りませんでした 韓国と日本は近いですから関係あるかもしれませんね
お礼
今とは発音が違った可能性はありますね 特に理由がないのかもしれませんね