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簿記 リース取引(貸手側の会計処理について)

簿記一級を勉強していて分からないところがあったので質問させてもらいます。 タイトルの通りなのですがいつくかの会計処理の中でリース取引開始時に売上高とその原価を計上する方法についてです。 その方法では決算になると未経過分のリース利益を繰り延べるのですが、その時の計算方法が分かりません。 テクストには リース利益(総額)ー購入価額×年利=繰延リース利益額 となっているのですが問題集には[当期首取得 リース期間5年] リース利益(総額)×(48ヶ月/60ヶ月)=繰延リース利益額 どちらも理論的には合ってると思うのですが、いずれにしても繰延額は違ったものになります。ご教授お願いします。

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  • minosennin
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回答No.2

リース取引の会計処理において、繰延リース利益(利息相当額)の期間配分計算は、原則として利息法、例外として定額法が認められていますが お書きの2つの方法は(1)が定額法、(2)が利息法によるものです。各年度の利益計上額は異なりますが、5年間の通算では両者とも20,000となり一致します。 (1)20000*48/60=16000(未実現利益)  ←定額法 (2)20000-100000*0,64=13600(未実現利益) ←利息法 (1)定額法による毎期の利益計上額 1 20,000 × 12/60 = 4,000    未実現利益20,000-4,000=16,000 2 20,000 × 12/60 = 4,000 3 20,000 × 12/60 = 4,000 4 20,000 × 12/60 = 4,000 5 20,000 × 12/60 = 4,000 計            20,000 (2)利息法による毎期の利益計上額(利率は6.4022%で計算)  前回支払元本 返済合計 元本分 利息分 支払後元本 1 100,000    24,000   17,598   6,402 82,402    未実現利益20,000-6402=13,598 2 82,402     24,000   18,724   5,276 63,678 3 63,678     24,000   19,923   4,077 43,755 4 43,755     24,000   21,199    2,801 22,556 5 22,556     24,000   22,556   1,444     0 計                       20,000 以上のように5年間を通算すると利息分(繰延利益)は両者とも同額となります。

yomisuke
質問者

お礼

なるほど、この二つの方法があったわけですね。 テクストにはここまで詳しく載っていなかったので、とても助かりました。 どうもありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

そのテクストと問題集の各算式に具体的な数字を当てはめた設例を示していただけませんか。

yomisuke
質問者

補足

解約不能のリース期間:5年  期首取得 リース料:年額24000,総額120000,末日支払い 購入価額:100000 計算利子率:6,4% 他割愛 利息相当額は↑より 120000-100000=20000(売上総利益) どちらもこの条件でします。すると、 (1)20000*48/60=16000(未実現利益)   (2)20000-100000*0,64=13600(未実現利益)        以上です

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