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簿記(経理)というものを掴みたいです。

簿記(経理)というものを掴みたいと思っています。 漠然に、簿記を持っていると経理が出来る?くらいの事しか知りません。 出来れば、簿記3級程度の問題(例題で構いません)やその回答、何故そうなるのかなど、あと経理の仕事内容に関して詳しく教えて頂けたら幸いです。

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  • hata79
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回答No.2

例題 1,000円の現金を持って開業。 りんごを農家から3キログラム買い入れ。代金800円を支払った。 りんごが全部売れた。売上2,000円 りんご買い入れにかかった交通費が200円。 仕訳 現金 1,000円 元入金 1,000円 仕入れ 800円 現金 800円 現金 2,000円 売上 2,000円 交通費 200円 現金 200円 利益の計算 2,000円ひく800円ひく200円=1,000円 この例で問題を出すなら、交通費を「?」にしておいて 利益が1,000円出たが、交通費はいくらかという問をしてもいいでしょう。 この問題を解くは小学生の算数で解けます。 しかし、現実には取引が多くてこまごまとしてしまうために記録をし、それを 借方(かりかた)と貸方(かしかた)という専門用語を使って「仕訳」という作業をします。 借方と貸方という用語は専門用語で、この意味がわかるというレベルで、一つの外国語を聞くと理解できるというのと同じだと思ってください。 そして借方と貸方を駆使する、つまり仕訳ができるとなると、一つの外国語を聞いて話せるというのと同じだと思ってください。 簿記を持ってるとは「簿記検定に受かってる」という意味ですね。 簿記の知識を持って借方貸方を使って仕訳をすると、 上記の小学生用の問題が究極的に複雑になって、例えば、りんごだけでなく、八百屋のように数え切れないほどの仕入れ量になっても対応ができるわけです。 算数で簡単にできることでも、量が増えるとそうはいきません。そこで「簿記という技術」を使います。 申し訳ないですが、例題を出し回答をしなぜそうなるかは以上で終りです。 要は算数です。足し算と引き算しか使いません。 向かって左側を借方といい、右側を貸方といい、取引を右と左に分けて記入することで、現金のプラスは借方にマイナスは貸方に書くという「ルール」を守っていくと、プラスの合計とマイナスの合計の差が現金の残高だよということになります。 単純ですが、これが展開していくと最後は会計学という学問に繋がっていきます。 経理の仕事はとても広いので詳しく述べると制限文字数以上になりますので、単純に述べます。これは回答する人によって違うことを前提にしてください。 1 現金の管理 会社の金を従業員が私用に使えないように管理し、何をいつ買って、いつ幾ら払ったという管理。 外部に支払う金の管理、受け取った金の管理。朝の現金残高に入金と出金を足して、銀行から下ろしてきた金を足して、買い物をしたレシート額を引いた残額が手元現金にあってるかどうかという仕事です。 入金してこない人に請求書を出したり、支払が未済になってないかを管理する仕事もあります。 2 帳簿の記入 1の金の流れを記録(これが簿記)する。週や月ごとに集計をして、企業が儲かってるのか損してるのかを測る資料の基を作ります。 決算をして財務諸表を作成する仕事もあります。 3 税務申告書の作成 決算資料から個人なら所得税の申告書、法人なら法人税の申告書を作成して提出し、納税をします。 給与支払時に所得税の源泉徴収をし、年末には年末調整をします。 4 企業内の給与の支払、出産祝い不幸見舞いの支払 5 企業の資金繰り、手形・小切手の発行 受け取った手形を取引銀行で割り引いてもらう際にも代表者ではなく経理担当が行うことが多いようです。 全体として「金の流れを記録して、その記録に基づいての財務諸表を作成する」という帳簿記入(簿記)と実際に現金・小切手・手形をさわっての実務とに分かれるといえるでしょう。

noname#101026
質問者

お礼

詳しくご回答頂き有難うございました。 今後に役立てたいと思います。

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回答No.1

森田松太郎 「やさしい簿記のはなし」同文館出版  初版が32年も前の本ですが、いまだに売れ続けている ロングセラーです。 私はこれを教材に、社内の各部門の経理担当者に、簿記を 教えましたが、途中で、折角勉強するなら3級を受けたい との声があがり、副教材、模擬試験問題は全部手製で 約20名を受験させました。 無事に、全員合格、満点が9人もいました。 非常に、読みやすく分かりやすい本で、簿記とは何かを 把握するには非常に優れた本です。 これを読んでからだた受験用の参考書も理解できます。 いきなり、参考書に手を付けると最初の方に、理論的な 話しがでてきて、ちんぷんかんぷんで、直ぐに投げ出します。 私が、そうでした(笑) 経理の仕事の詳細は実務を経験しないとなかなか理解できません。 極端なはなし、会社ごとにルールがあると思ってください。 簿記の基本は一緒ですが。 ご参考になれば。

noname#101026
質問者

お礼

ご回答頂き有難うございました。 「やさしい簿記のはなし」、読んでみたいと思います。

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