長期金利が大幅に上昇すると言われて久しいですが、何故低いままなのでしょうか?
今年(09年)新規国債発行額が始めて50兆円を超える見込みになったと
報道されています。小泉首相が発行額を30兆円以下に抑える公約を守れ
なくて大揉めしたのは、ついこの間のように思えますが、今やその1.6倍です。
一方で、これだけ国債発行額が膨らんで、長期金利の大幅上昇が懸念さ
れて久しいのに、いまだに金利は低いままです。これはいったい何故な
のでしょうか?
(1)本来上昇すべき金利が、いろんな要因で抑えられて
いるから、いずれ大きな急上昇を招くということでしょうか?
(2)あるいは、なんだかんだ言って今までと同じようになんとか
かんとか低い金利を人為的に保つということは可能なので
しょうか?
(3)または、株の上昇・暴落時期がいつ来るか誰にもわからな
いのと同じように、金利動向など予測することはできないとい
のでしょうか?
(4)もしくは、上記すべて間違っているでしょうか?
もし(1)なら、どんな要因が上昇を抑えているのでしょうか?
もし(3)なら、つまり金利動向の予測などできないのであれば、
何故上昇を懸念を指摘する人がいるのでしょうか?
猿にも分かるように、やさしく教えていただける方がおられましたら嬉しいです。