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中古不動産の残存価値、原価償却について
現在、投資用に中古マンションの購入を検討しているのですが、その物件の残存価値や原価償却についてよく分からなかったので質問させて頂きます。 簡便の為、以下の前提で御教授頂ければ幸いです。 ・物件概要:鉄筋コンクリートマンション区分所有、築30年、2,500万円 ・新築時価格:土地1,000万円、建物2,000万円の計3,000万円(但し、当時の契約書は無し) ・現在の売買相場では、土地持分は2,000万円程度になると言われている ・新築後約20年は自己居住、約10年は賃貸として利用されていたが、正確な期間は不明 このような条件の中古物件を購入する場合、なるべく建物の残存価値を高く評価した方が税制上有利になるわけですが、そもそもどのような評価方法があり、また、その中でどういった評価方法を用いる方が良いのでしょうか? また、償却期間に関しても、どのような評価方法があり、また、その中でどういった評価方法を用いる方が良いのでしょうか?(但し、自己居住と賃貸の正確な期間は不明という前提でお願い致します。) 以上、宜しくお願い致します。
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- odegerasuk
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- takapiii
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お礼
ご回答有難う御座います。 とりあえず、建替まで所有し続けることを前提としておりますので、EXITについては考慮頂かなくて結構です。 確かに、建物評価代金を高くしてしまうと売却時により多くの売却益を計上することとなりますが、それでも当方の所得税+住民税の税率よりは低いので、建物評価代金は高ければ高いほど良いという事で御座います。 ご回答頂きました様に、(1)固定資産税評価額の比率、(2)消費税から逆算 はよくあるパターンの様ですね。 ただ、(2)は個人からの購入の場合使えない(売主の30年前の購入時の契約書があれば按分としては使えますが、30年前だと消費税自体が存在しない)ので、その他の方法があればと伺った次第です。 (3)"売主から減価償却費の明細書を見せてもらう"という方法は存じ上げませんでした。オーナーチェンジのときは使えそうですね。 その他には、(4)標準建築単価法による方法、(5)土地の時価を算出、その残りを建物の価格とする方法があることは自分で調べて分かりました。 (本件の場合は土地評価が高いので、(5)は使えませんが。) "残存価値"とは、当方購入時の建物価値(=建物評価代金)の意味で使っておりました。 減価償却期間については、"簡便見積耐用年数"をご説明頂きましたが、実際は自己居住として利用している(1.5倍となる)期間もあるので、期間の評価も複数存在するのではと思った次第です。 例えば、建物分3,000万円の新築マンションに10年自己居住しその後賃貸に転用した場合、当初10年は減価償却期間が1.5倍計算となる為、約14%原価償却されるだけで、11年目からは約39年の減価償却期間が残っているかと思います。 本件のような中古の場合、ご回答の様に23年の償却期間が残っているのであれば、1/23の4.3%を建物評価額に掛けるしか評価方法が無いのかと思った次第です。