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昆虫の触角の働き
昆虫には触角があります。 それは、においを感じるためだ、と何かの本で読んだことがある(覚えがある)のですが、本当でしょうか。 具体的にはどのようにして触角でにおいを感じるのでしょうか。 また、においを感じること以外に何か触角の働きはあるのでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
こんな実験をしてみると具体的に分かるかと思います。 暗い場所に住む昆虫、例えばカマドウマ類の長くて細い触角を、残酷なようですが切ってしまいます。全部根元から切ってしまう場合と長さを半分に切ってしまう場合、触角を切らない場合とに分けて、行動にどんな違いがあるかを観察すると分かると思います。 このとき、触角が目の代わりに周りの様子を感じている器官だということが分かると思います。 アリの触角を切り落としてしまうと、その場から移動しなくなることが多いです。これは、目で見るよりも触角を頼りに行動していることになります。 こんな実験もあります。シロアリのまわりにボールペンのインクで大きな丸を描くと、シロアリはボールペンの丸に沿って歩きます。ボールペンのインクのにおいがシロアリが分泌する体臭に似ているからだといわれます。この場合、触角はにおいを感知していることになりますね。
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- babuo
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回答No.1
昆虫は確か、目があまり発達していなかったはずです。 白黒でしか見えなかったり、視野がせまかったりという感じです。 においを感じるというよりも、目の補助的なものとして触覚に触れるものを識別する役割をしているのです。
質問者
お礼
babuoさんありがとうございます。 目の補助的な役割だという点、よく分かりました。
お礼
numattiさんありがとうございます。 面白い実験ですね。 触角が目の代わりに周りの様子を感じている器官だということ、よく分かりました。