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雑誌「文芸戦士」大正5年8号の所在は
藤枝丈夫いう人が主宰した「文芸戦士」という雑誌を探しています。自分なりに各地の図書館などを当たったのですが、見つかりません。所在をご存じでしたらお教え下さい。ありそうな所でも結構です。
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- ichien
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今晩は、とりこさん。 もう一つの質問と併せて、国会図書館や近代文学館の蔵書を検索して、どうやら既にそちらは検索または利用済みであることを確信しました。更にこの質問の或る件名から何を求めているのかも判明しました。 以上から察するところ、ウェブで調べられるところは既にほとんど調べてしまっているのではありませんか? もう1件の方でせっせと検索を繰り返した方もいれば、2ヵ所だけであっても最も有りそうなところを検索して結果を得られなかったためそこで中止した私の知人もいます。何を求めているのかは明らかにせずとも、せめてどの程度までウェブの検索をしたのかは明かしてくれないと皆が無駄な時間を費やすことになります。 さて、大正12年に東大の図書館が炎上してしまうというようなことがなければ、質問された資料のある程度は確実にそこに在ったのではないかと感じます。しかし既に失われた物を追うこともかないません。 資料捜しに関して古書店のルートはどの程度のものを築いていますか? もちろんそのためには資金の問題が大きく立ちはだかるでしょう。しかしこの資料の内容からはどうしてもそちらの力を借りないわけには行かないと思います。 例えば令女界に関しては、その表紙絵の価値から必ず個人で所有している人がどこかに存在すると思います。古書店の中にはそのような人を知っているところが有ると思うのですが、こういう方法は試してみましたか? 運が良ければその人に見せてもらえる可能性もあります。 もう一つ、これも或いは既に試みているかもしれませんが探求書の広告は出しましたか? とにかくこれだけ古い雑誌資料になると通常の掲載場所では全く意味をなしません。その点筋金入りの古書好きが集まっている日本古書通信(月刊)の探求書欄ならば、可能性は多少は高いでしょう。広告料も安いですし(ただし、掲載するには購読の必要があります)。 その上で更に捜すとすると、社会主義や労働運動関連の本に強い図書館や研究者、収集家をしらみつぶしに当たるしかないでしょう。 実際のところは相当に困っているのだろうと想います。ですが、ここで(手掛かりが)見付かる可能性というのは残念ですが非常に低いと言わざるを得ません。それでも、私は幻の『社会主義詩集』(児玉花外)よりは見付かる可能性が高いとは思いますが。 以上、役に立たない回答で恐縮です。
お礼
粗雑な質問で、大変失礼しました。私なりに各地の図書館、WEBで検索できるところ、精一杯当たりましたが、見あたらず、ここでお願いしたのです。古書店関係も当たりました。探求書にも出しました。確かに個人でお持ちの方があるのではないかと想像しますが、その方の見当もつかず当たりようもございません。 これらの雑誌は、私が研究している若杉鳥子という作家の作品の掲載の可能性があるので、確かめたいのです。 兎に角、ご丁寧なご教示を戴きましたこと、厚く御礼を申し上げます。 今後も気長に探していきたいと思います。