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現代文:随筆が苦手
東大志望の高三です。 東大文科国語の第四問でよく出題される随筆が苦手で、模試でも点が取れなく困っているのですが、何故点がとれないのか自分なりに分析してもわからないので、得意になるためのアドバイスを頂きたく投稿しました。 もう少し聞きたいことを具体的に説明すると、次のようになります。 よく随筆は評論と小説の中間だと聞きます。 ですから、僕はまず評論・小説のいずれかに問題があるのではないかと思いましたが過去の成績を見る限り両方とも得意だといえるので問題は別にあるようです。また随筆が単に通常取りずらい分野である場合、対策の意味はないので諦めるといった選択が考えられますが、周りを見ると高得点の人間も多いので対策しだいでは得点可能な分野であるようです。 結局上のような考えを経て、自分の中では随筆はなんらかの対策によって得点可能な分野であるという結論に至ったのですが、問題はその対策がどんなものであるのかという事で、今回はそれをお聞きしたいのです。 それともう一つ。 随筆の問題集は数が少なく、あっても現代文の問題集に2問程度しか収録されていないので問題不足で困っています。なので、もし知っていれば、オススメの随筆の問題集(ハイパー現代文以外で。ハイパーはもうやりました。)も教えてください。 それでは、よろしくお願いします。
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エッセーとは小説と評論の間ではありません。 小説 架空の物語をストーリや会話で語る形式。 評論 ある問題について意見を述べたもの。 それに比べ、 エッセー 自分の体験や私生活を述べたもの。 エッセーの読み方を説明します。 まず、最低でも司馬遼太郎「歴史と小説」(集英社文庫)があるものとみなして話を進めます。 司馬遼太郎の有名なエッセーは「この国のかたち」(文藝文庫)です。司馬さんはアジアや日本の歴史や自分自身の小説家としての考えを分かり易く書かれたのです。 それを抜粋し簡素にしたのが「歴史と小説」という文庫なのです。 まず、エッセーとは作者の体験への共感が第一条件です。作者の感じ方や考えに共感あるいは反論できるかです。つまり、読んでどう感じたかが大切です。 作者の私生活を読むだけです。それがエッセーの読み方です
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- MandM
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要約はよい練習ですね。日本語ではあまり経験がありませんが、英語ではよくやりました。そういえばそのころ英語が伸びたように思います。 随筆でも要約はできるように思いますが、難しいでしょうか。純粋な要約作業が難しければ、書評を書くのはどうでしょう。朝日新聞の日曜版 によい書評が載ります。随筆をお読みになってそれを紹介する書評をお書きになると読み取る力にもなるかも知れません。 この方法は実際に経験したわけではないので、やってみられるしかないのですが、私は話し好きで、読んだ本の話しをよく人にします。国語は勉強らしい勉強もせずにそこそこの成績がとれていたのも、これがよかったのでしょうか。家の者には、よくうるさがられますけど…。 受験の成功をお祈りしております。
お礼
ご回答ありがとうございます。 随筆でも要約はしています。 意味段落に分け小見出しを振り、段落相互の関係を明らかにして 最後要旨を書くといった程度ですが。 しかし下に書くように、私は部分的な読みが出来ていないことが多いので 要約が無駄になることが多いです。 書評は…どうなんでしょうか。 私は模試の結果を見る限り部分的な読みが出来ていないようなんです。 評論や小説ならば読みで間違う事はほとんどないんですが。 結局部分的理解が出来なければ、全体理解は到底おぼつきませんし さらにその理解に基づいた書評となると、私の求める力の育成には 向かない気がします。 ところで、書いているうちに分析が進んできましたよ。 「なんらかの対策」とは「随筆の部分的理解力をつける」ということかもしれません。しかしまだ、それは具体的にどういう風にするのかというhow-toの問題が残りますが。 理解を阻害する要因の特定が出来れば 分析がさらに進みそうです。 丁寧なご回答ありがとうございました。
- MandM
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評論・小説がお得意なのは、「なんらかの対策によって」そのようになられたのですか。どのような対策を取られたのでしょう。もしかすると、そのあたりにヒントがあるかもしれません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 私が評論・小説対策にやったのは以下の3点です。 (1)問題集・参考書をじっくり考えながらたくさん解く (2)そういった本を普段から読む (3)評論なら要約、小説なら物語文に要約(~な話。という風にまとめる) 随筆なら、(1)と(2)を実践すれば道がひらけるかもしれませんね。 しかし私が考えるに、決定的に評論・小説が得意になったのはおそらく(3)によってです。随筆で(3)に対応する対策はないんでしょうか。
お礼
エッセーは共感で読んでいくんですね! 貴重な情報ありがとうございました。