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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:共和政ローマについて)

共和政ローマについての質問

このQ&Aのポイント
  • 共和政ローマとは古代ローマが採用していた政治体制であり、民主政ではなく共和政として扱われている理由についての質問です。
  • 共和政末期のエクイテスとノビレスの社会的位置づけについての質問です。
  • 三頭政治の実態についての質問であり、元老院をつぶさずに3人の政治家が権力を握った背景や手順について説明してほしいという内容です。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

1)について 「民主政」=デモスの力「クラティア」は理解していますね。 「共和政」=「レスプブリカ」=公共のものも理解していますね。 その上で、アテネの民主政は、「民会」に市民が直接に出席できますので、直接民主制ですね。 ところが、ローマの「共和政」は、「平民会」がいくつもの種類があるようです。居住単位のものや、兵士による部隊単位のものです。後者は「ケントゥーリア会」といって百人単位で1票です。   注「センチュリー」 そしてその投票方法は、パトリキ部隊から先に行い、過半数に達したら終了で、いつも上層平民までしか投票しなかったといいます。 2)「ノビレス」は、したがってパトリキと結ぶ上層平民が「貴族化」したものです。 「エクイテス」はパトリキと同じ階層で、「経済活動をしない」という誓約をしたものが元老院議員となります。彼らの収入は、ラティフンディアからの収入ですが、元老院議員が属州統治の「総督」となるのに対して「エクイテス」は属州の徴税を請け負います。だから二人三脚で致富が可能です。 3)「三頭政治」は、内乱の一世紀の最終段階です。生き残った3人のとりあえずの停戦協定といってもいいでしょう。他の元老院議員はすでにその権力闘争の過程で淘汰されている「抵抗しない」議員たちのはずです。 だから、オクタヴィアヌスに元老院が「プリンケプス」称号を与えるのです。

8yukicchi8
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 1)ローマは1票の重みに差があるんですね。 「パンとサーカス」というのは、票の重さに差があっても、それでもより多数の遊民(無産市民)を味方につけておいたほうが有利だと考えたのでしょうか? 3)は理解できました。 2)なのですが、授業のメモには「新興の富裕な平民」と書いていたので、出自は平民(プレブス)だと思っていたのですが… ですので、ノビレスとの関係(ノビレスも平民上がりとメモしています)で混乱して質問させていただきました。 もう少しそのあたりご存知のようでしたら教えてください。 何度もすいません。

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その他の回答 (1)

回答No.2

「パンとサーカス」を提供したのは、まず公費で。 そして私費で。 私費に限らず、提供を受けた「市民」は提供した「有力者」に従いやすいですね。 内乱期には、彼らは「私兵」になります。 「ノビレス」は平民出身の貴族です。これは、一面、ローマが長生きした仕掛けではないでしょうか。つまり、富裕平民が「貴族」の供給源となる、という意味を持つからです。

8yukicchi8
質問者

お礼

ありがとうございました!! 知らないことがたくさんあってとても勉強になりました。 2については前回のお礼のところの質問を間違えていました。 お聞きしたかったのは「ノビレス」ではなく、「エクイテス(騎士階級」)のことです。 あのあと回答も参考に自分で調べてみたのですが、エクイテスは元来パトリキの富裕層で、政治活動をせずに経済活動に身をおいた人々なんですね。しかし結果的に財力=権力となって再び共和政末期にはローマの国政にも大きな影響を及ぼすようになった、と理解しました。 もう少しこのご質問は残しておきます。同じ方でも他の方でも結構ですので間違いがあれば指摘してください。

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