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数式を作れるようになるには
NHKスペシャル『魔性の難問~リーマン予想・天才たちの戦い~』を 視聴したところ、数学者は自分の考えに則った数式を自分で定義 しているようでした。 私は学校で、数式(公式)の使い方は教わったものの 自分で定義できるとは教わった覚えが無く、 どのようなレベルの知識を習得すれば、 自分の考えに則った数式を定義できるようになれるのでしょうか? 自分の考えに則った数式を自分で定義できるまでには、 どのような経験を積むべきかを、 順を追って説明して頂けるとありがたいです。
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定義と公式は別ものです。 定義というのは、名づけまたはルール決めのようなものです。 例えば「2辺が等しい三角形を二等辺三角形と定義する」という文は、 言い換えると「2辺が等しい三角形を二等辺三角形と名付ける」です。 「自然数nの各位に含まれる9の個数を、kyu(n)と定義する」と書いた場合、この文は 「kyu(n)という記号は、自然数nの各位に含まれる9の個数を表すと決める」ということを意味します。 なので定義は簡単なんです。 何かに名前を与えたり、自分でルールを決めたりすれば良いだけですから。 公式(または定理)とは、 定義(名づけ、ルール決め)したものを調べて分かったことです。 公式を見つけるためには、 定義されたものを色々調べたり、予想を立てたりして試行錯誤する必要があります。 偶然閃く場合もあるかもしれません。 どちらにしても、その「分かったこと」が正しいかどうかを証明する必要があります。 > 私は学校で、数式(公式)の使い方は教わったものの > 自分で定義できるとは教わった覚えが無く、 > どのようなレベルの知識を習得すれば、 > 自分の考えに則った数式を定義できるようになれるのでしょうか? もともと数学は、真実とか真理を追い求める学問というわけではないです。 自分たちでルール決めして、そのルールに従うとどうなるかを考える学問です(多分)。 定義をすることは誰でもできます。 自分でルールを作ったり、何かに名前を与えることが定義だからです。 公式を作るために必要なものに関しては、ケースバイケースです。 中学校までの知識だけで作れる公式もあれば、 世界中の数学者を集めても、現時点では証明できない公式もあります (証明に300年以上かかった、フェルマーの最終定理なんてものもあります)。
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- koko_u_u
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>自分で数式を作れるようになるためには、 >どのようなプロセスが必要、または必要と思われるのかを >ご教授頂けないでしょうか? その NHK の番組がどんなものだったかは知りませんが、それを見て 過去の数学者が「数式導出必勝マニュアル」のようなものを身に着けて 問題に取り組んでいた。 と思ったならば、それはきっと誤解です。
お礼
私の質問は、ご教授して頂いている皆様には 必勝マニュアルやマニュアル等の類を 期待しているように読み取られているのですね。 お手数をおかけしました。 ありがとうございました。
- koko_u_u
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テレビ番組だからね。 例えば「ゼータ関数を用いて、~と表わせることを見出した」みたいにサラリと済まされていますが、 そこに至るまでには膨大な試算や試行錯誤があるんですよ。 >どのようなレベルの知識を習得すれば、 >自分の考えに則った数式を定義できるようになれるのでしょうか? 試行錯誤するのに特別な知識は必要ありません。 手順とかも特になくて、貴方の好きなように思考して下さい。
お礼
ご教授ありがとうございます。 “定義”というのは、私の思っている以上の意味が 数学にはあるようですね。 言葉によって混乱させてしまい申し訳ございません。 確かに数学者が人生をかけて試行錯誤されておりますね。 まずは目の前にある事象を数式に落とし込むにあたって、 それらをいかに数式にできるかを思考できるように なれるよう頑張りたいと思います。 ありがとうございました。
- deadout
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暇なのでレス 2×2=4 二つの物を2倍にするので4になる。 3でのみ割ることが出来るので 3は素因数である。 このように、数学的事象を証明する事が出来れば、それが定義。 ΔやΣや∞のように、記号そのものが定義として固定されている物が あるので、基本的には今ある数学記号を使用して証明する。 記号はOpenOfficeに今使われている、数学記号が乗っているみたい。 で、n÷0=が実は5になるのです、みたいな現在の数学では証明され ていない公式を発見したとしたら、その証明記号は凸とか自分で作って しまう事が出来る。 wikiペディアの数学項目貼っておくので、そこから順に読んでいけば良い と思います。
お礼
早速のご教授ありがとうございます。 ご紹介頂いたURLを拝読させて頂きました。 自分で数式を作るにあたっては、 ・基礎と方法 ・有名な定理と予想 等を勉強すると、見えてくる物がありそうな気がします。 特に『有名な定理と予想』に関しては そこにある数式と証明を勉強する事は重要な気がしました。 何度も読み返しつつ、勉強していきたいと思います。 ご教授頂きましてありがとうございました。
補足
>公式を作るために必要なものに関しては、ケースバイケースです。 >中学校までの知識だけで作れる公式もあれば、 >世界中の数学者を集めても、現時点では証明できない公式もあります >(証明に300年以上かかった、フェルマーの最終定理なんてものもあります)。 なるほど。 という事は、公式を作るためには 公式を作るための訓練(大げさに言えばプロセス) を経れば、中学校や高校程度の知識でも公式は作れるのですね!! そして、私の真にご教授頂きたい内容は正にこの事でした。 (最初からそのように質問できず申し訳ございません。) 自分で公式を作るためのプロセスとして、 何から始めたらよいのかが全くわからないのです。 ただ、皆様からご教授頂いた内容からは、必ずしも 学校教育の数学を受動的に解いてきたのでは、その路線では必ずしも 公式を作るに到達するわけでは無い。 しかしながら、公式を作るための“道具”として 学校教育は有効に行かされる。 と受け止めました。 NHKスペシャル『魔性の難問~リーマン予想・天才たちの戦い~』の番組中、 1972年 プリンストン高等研究所にて フリーマン・ダイソン博士とヒュー・モンゴメリ博士との出会いを 紹介しておりました。 この中で興味深かったのは、 >素数の情報から作ったゼータ関数のゼロ点は比較的均等に並ぶ傾向がある事に >気づいた。 >ゼロ点の間隔の数式も既にわかっている。 という内容です。 具体的には、ヒュー・モンゴメリ博士は“ゼロ点の間隔” を表す数式を作られた所です。 私は同様に、難易度の差はあれども 比較的同じ傾向のある事象の数式を作れるようになりたいのです。 ※ただし、先にご教授頂いたように“証明”が必要になってくるのだと思います。 自分で数式を作れるようになるためには、 どのようなプロセスが必要、または必要と思われるのかを ご教授頂けないでしょうか? 例えば ・~のような本を読んでいると“こういう事か!!”と気づく事がある。 ・○○の公式と証明を勉強してみると、見えてくる物があるよ。 等はございますでしょうか? 以上、よろしくお願いいたします。