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補助動詞「いただく」の用法に関して
「優先座席付近では携帯電話の電源をお切りいただき、それ以外の場所では、マナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください。」 これはおそらく、日本中で毎日何万回とされているアナウンスなのでしょうが、この中の「いただく」の用法に問題はないのでしょうか。 私には、もちろん言おうとしていることは名詞単位で伝わりますが、文全体として何を言っているのかさっぱり分かりません。 上の例では、聞いた本人が本人以外の誰かに電源を切ってもらうようお願いするようにとお願いしているように聞こえます。 あるいは一般的に、 「~いただくようお願いします。」 という形は、もはや自分にお願いしてるように聞こえるのですが、いかがでしょうか。 用法的に問題あるかに加えて、気になるかどうかも教えていただければ幸いです。 悪い癖なのですが、私は本などを読んでいてもあからさまな文の捻れに出くわすと、なかなか意味が取れなくてしばらくそこで止まってしまいます。皆様はそのようなことはないのでしょうか。 よろしくお願いします。
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noname#143309
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noname#115911
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- keirimas
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補足
解説ありがとうございます。 2b「お待ちいただきます。」は、仮に関係を全て明らかにして言うと「私があなたにお待ちいただきます。」ですよね。「お待ちいただきます。」とだけ言った場合も、意味上の主語は相手であっても、形式上こちらが主語であることには変わりないと思うのです。なぜなら、相手に待ってほしいとき「お待ちいただいて下さい」とは言えませんし、相手に待ってもらったことを「あなたが待っていただいた」と言えないですよね。この点はご承知だと思います。 それも含めて、あなたの仰るように「いただき」の結びが「下さい」ではなく「ます」なのであれば、全てうまくまとまるのですが、そういう繋ぎ方は他で聞いたことがありませんし、一方的な宣言になるのもおかしな気がします。 「~していただきありがとうございます」は、「(自分が相手に)~いただきしていただき、(その状況が自分にとって)ありがたい」というふうに解釈しています。 停車駅の案内に関しては、冒頭の「停車駅は」が主語ではなく主題を示していると考えれば問題ないと思います。 なお私自身には「文法がおかしいしから指摘してやろう」なんて気持ちはなく、聞いていて意味がちょっと分かりにくかったので質問したまでです。