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キリスト教の教義と科学
キリスト教の教義は、現在の科学の発展をどのようにとらえているので しょうか。現在の膨張宇宙論や宇宙が小さな一点(宇宙は無から創生さ れた)から始まったこと、あるいは、私たちの世界は、重力や電磁気力 などの4つの力によって成り立っていることをどのように考えているの でしょうか。教えてください。
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- wwm2002
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回答No.1
よく、天動説や進化論の否定が表立って取り上げられるため、キリスト教は科学と相容れないイメージが存在いたしますが、現代の科学の発展には、「神の作り給うた世界の法則を解明したい」というキリスト教徒の動機が根底となっていたりします。 日本では、科学者と言えば合理的無神論者と思われがちですが、海外では敬虔なクリスチャンである場合も決して珍しくはありません。 さてご質問の回答ですが、キリスト教徒の科学観で最も特徴的なのは、「全ては偶然ではなく必然であり、そこに神の意志が働いている」 といった点でしょうか。 例えば、無神論者は宇宙生成がどのようなものであったのかは説明できても、宇宙が生成された理由や動機を説明することはできません。精々偶然の産物と答えるのが関の山でしょう。 しかしキリスト教徒の場合は、神の意志が存在したからこそ宇宙が誕生したと考えます。 物理法則に関しても、神がそういう法則を創ったからそのように働いていると考えるようです。
お礼
回答いただきましてありがとうございました。難しいことだと思いますが参考になりました。お礼申しあげます。