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通読用参考書の勉強方法
高校2年の者です。 例えば数学の問題集なら、一通り問題を解いていって終わったら間違えた問題を潰していく。赤シートのついた単語帳なら、赤字の部分を隠して答えられるようになるまで繰り返す。というようにこれらのタイプの参考書はどのように進めて行けばいいのかおよそ分かるのですが。 所謂、通読用の参考書(ここでは古文文法と漢文句法の参考書について質問させていただきます)は、どのように進めて行けばいいのかいまいち分かりません。問題でもなければ赤シート方式でもないため、定着したかどうかの基準が曖昧なのです。 僕の場合では、頭から一つ一つ念入りに覚えていって、少し経ってから確認してみると、もう覚えていない、といった次第で全然進捗しないことが往々にしてあります。 例えば英単語を覚える際、1日10個をきっちり覚えて次の日は次の10個を覚えて…10日で100個にするよりも、毎日100個で同じところを10日続けて勉強するほうが効果があるというのはよく言われていますよね。 同じように、それらの参考書でも、(小説を読むかのごとく)とにかく1周通読して(覚えられなくてもいいから)、終わったら2周目…というような地道な勉強法がいいのかと考えているのですが、さらっと読み流すことの反復で本当に定着するのか?という考えから実行には移せていません。 冗長な文章で申し訳ありませんが、このようなタイプの参考書の効果的な勉強方法を教えていただけたら嬉しいです。最後に今回挙げた参考書の一部を載せておきます。回答よろしくお願いします。
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どんな本かよくわからん(※映ってる領域が狭すぎる)ので 正確なところは言えないけど…。 (だいたいわかるけど) --- 方法の1つとしては、 復習時(※ようするに2周目以降)には、基本的に 「例文だけ」を読むことです。 例文を読んで、「その文の意味」が把握できれば、それでOK。 漢文の本のほうで説明すると、 復習時、 まず、 是豈水之性哉 ていう例文を見る。で、この例文を見ただけで、 「これはどうして水の本性であることがあるであろうか、いやない」 という、「文全体の意味」がわかればOK. 「豈~(哉)」の意味がわからなかった場合は、 その例文の右にある「見出し」のところをサッとチェックして、 「豈~(哉)」 =「反語」であり、『どうして~であろうか、いやない』という意味だ ということを再確認すればよい。 これでも納得いかなければ、 例文の上にある「解説」を読む。 --- 古文文法も同様。 復習時には、 例文 「いとど この世のものならず 清らにおよすげたまへれば、 いとゆゆしう思したり」 という例文を見て、 「ますます この世のものとは思われないくらい 美しくご成長なさっているので、 たいへん不吉にお感じになった」(※意味違ってたらゴメン) というふうに訳せたなら、それでOK. (※古典単語の暗記や復習にもなるのでぜったいやるべし) 赤字の部分、つまり「給えれ」の「れ」の意味がわからなかった場合は、 例文の上にある、「赤い領域」のところで 文法的意味を確認すればOK. それでも納得いかない場合は、 例文左の解説部分を読んで理解しなおす。 あと、なれてきたら、 例文中の他の箇所にも、 文法事項で要注意な箇所があれば、マークしたり書き込んだりする。 (※たとえば、「給へれば」の「ば」とか。助詞・助動詞関係ね) また、気になる語句にもマークしたりする。 (※たとえば、「いとど」「およずく」とか) --- 簡単にいえば、 漢文・古文ともに、 「例文くりかえし読め」ってこと。
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- trytobe
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人間は、寝ている間に脳の中で記憶が整理されます。 ですから、次の日にまた繰り返し確認をする、というのをやらないと、勉強したつもりが頭に残っていない(脳から消え去っている)というのが起こるのです。 記憶関係のものは、睡眠前後に繰り返すことが重要ですし、それを脳が記憶するよう脳細胞が腕をのばして準備に専念できるよう、十分な睡眠を取ることが勉強には重要なのです。
お礼
回答ありがとうございます。 記憶のメカニズムとそれを踏まえた学習のコツはおよそ理解できました。 そこで、今度は具体的な学習方法を示していただきたいです。 睡眠前後に繰り返すことの大切さは数学の問題集も赤シートも同じ。 ではこれらの(写真にあるような)参考書はどのように学習をすすめていけばいいのか。 これを知りたいと思っています。(質問3~6段落のように) 引き続き回答お願いします。
- shibazakura
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この参考書1冊だとなかなか覚え辛いかもしれません 問題集やテストで分からなかったところをこの参考書で調べて、 頻出ページに付箋やマーク、ラインを引いてマイノートにしていったら 良いのでしょうか? そのうち問題を解いていて あのページに載っていたことだ!と 思い出せるようになるかもしれません
お礼
回答ありがとうございます。 特に、左側の本は、学校から配られたもので、 先生も、「高2のうちにこの本で句法を覚えておけ」と言っています。 ですからできればこの本で学習を進めて行きたいと思っています。 引き続き回答お願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 非常に分かりやすく、大変参考になりました。 例文を繰り返し読む、という復習法は大変有効なようですね。 さて、1周目はどのくらいきっちり取り組んだ方がいいでしょうか? すなわち、例文を一回読んだら次の例文、というようにどんどん進む、 あるいは一周目はしっかり何回も読んで一旦覚える、 など…… いつも取っ掛かりがうまくいかないので、ご指導お願いします。