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グラフィックデザイナーの故・亀倉雄策氏についてどういう印象がありますか?
グラフィックデザイナーの故・亀倉雄策氏についてどういう印象がありますか? ・東京オリンピックや札幌オリンピックのポスターを考案した。 ・(株)リクルートの取締役も務め、(株)プリンスホテルや日本電信電話(株)=NTT等各取引企業のCIにも関与した。 ということぐらいしか知らないのですが、いろいろ聞きたく。
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亀倉は銀座のリクルートG8ビル(当時の本社)内に事務所を構えていました。 若い方は知らないでしょうが、のちに「リクルート事件」と呼ばれる 世間を騒がせた大変大きな汚職事件があり、 亀倉は自分のデザインしたカモメのマークがあちこちで 飛んでいるのが嘆かわしいと言いつつ、その頃にG8に移りました。 そして「クリエイション」という雑誌を同社より創刊。 同社のイメージアップになるだろう、という亀倉の判断です。 つまり、リクルートを助けたいという思いでそこへ移ったわけです。 今でも1階にデザインギャラリーがあるのは、その名残りだと思います。 リクルートとの縁はこういった具合です。 ほか、日宣美やJAGDA、日本デザインセンターの設立などに 陣頭指揮を執った人で、「亀倉雄策1915-1997」にもありましたが、 フランスでの号泣しながらのヒロシマアピールズ公演や、 上記のエピソードにあるように、情に厚く豪快で、 まさにデザイン界の大親分でした。 私がデザイン界に入ったのは没後ですが、一度会ってみたかったなぁ…。
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- ulmo
- ベストアンサー率43% (197/454)
ご自身による著書が数冊出ています。 それらをまず読まれることをお勧めします。 「デザイン随想 離陸 着陸」(美術出版社) 「曲線と直線の宇宙」(講談社) 「亀倉雄策の直言飛行」(六耀社) 辺りですね。どれも絶版で入手しづらいですが、 古本屋か図書館で探して下さい。 「亀倉雄策 1915-1997」(メディアファクトリー) という本も面白いです。これは亀倉の作品集ではなく、 氏が亡くなられた際、デザイナー34人が追悼展示会を 行った時の作品を集めたものです。 それぞれのデザイナーが氏と関わった時のエピソードが載っており、 これでかなり人となりが解ります。 私の印象は一言で言うと、「昭和の大親分」という感じです(笑)。
お礼
「亀倉雄策 1915-1997」は読んだ記憶があります。(株)リクルートの取締役を務めていたということで、子会社(株)メディアファクトリーが出版したのでしょうが、面白かったです。他の本も読んでみます。有難う。
- coxym
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知名度の高さ・息の長いクリエイターだった、と思いマス。 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GFRC_jaJP315JP315&q=%e4%ba%80%e5%80%89%e9%9b%84%e7%ad%96+%e4%bd%9c%e5%93%81+%e8%a9%95%e4%be%a1 http://designist.net/blog/archives/2007/08/post_104.html 若い頃には、「面白みのナイ作品」と思ってマシタが、今見ルと、 シンプルで、力強い作品が多いデスね。 ソノ、ブレない、「本質を見極めるデザイン力」は「サスガ」だと 思いマス。
お礼
確かにシンプルですが、印象に残るいいデザインですね。
お礼
そうですね、親分肌だったようですね。リクルート内での影響力もあったとか? 最近やはり僕の好きだった粟津潔さんも亡くなりました----。