外国の方と経済の話をしました。

質問

まだ社会で働いた事のない人間です。（バイト経験有り）

この間、酒の席でドイツ人やカナダ人の方とお話しました。

経済の事を話していて、ドイツも日本も貿易メインだから
世界の経済が悪くなるとダメージ大きいわよね。等と言われました。

そんな暗い話ばかりなので
「夢持ちなよ」と一回りも離れた方に言ったら鼻で笑われました。

しまいには、日本が戦後経済発展出来たのは軍事費に一切お金をかけてないからだと言われ、悔しかったんです。

あまり経済を勉強してないし、コミュニケーションは英語だけなので
上手く伝えられないし、聞き取って理解するのでも難しかった空間でした。

日本が戦後経済発展したのは、軍事費にお金をかけてなかったからなんて理由じゃないですよね？

回答No.3

sahiro0303

軍事費については、日本は公式には軍事力を持ってないので、軍事費をかけてないと言われますが、金額だけで言えば現在で約４兆円と、ここ２０数年ずっと世界第４位でした。最近は中国に抜かれて第５位になっています。
それにプラスして、在日米軍の駐留経費、いわゆる「思いやり予算」を２千億円程度支払っていますし、沖縄米海兵隊のグアム移転では２兆円を超える予算を請求されています。

軍事費について言えば、決して日本は他の国より負担が少ないわけではないのです。
そのうえ、国連の負担金をはじめ、ＯＤＡでは常に世界第２位の経済大国の責任を果たしてきました。

私は日本が戦後経済発展したのは、日本人の勤勉で真面目な性格と、東西冷戦の中で西側陣営の東の最前線として立地条件が良かったことと西側諸国からさまざまな優遇が与えられたこと、そして資本主義国家からは社会主義政策ではないのかとまで言われた国内産業優先の反自由貿易・金融政策のおかげだと思います。

ただ、まあ呑んだ席とはいえ、外人でなくても一回りも上の人と経済論をしている中で「夢持ちなよ」はなかったですね。
少し、若造を懲らしめてやるつもりで、日本叩きの話になったんではないでしょうか？

私見ですが、日本のモノづくりが世界でも最先端となり、他の国の人たちが思いつかないテクノロジーが開発、販売されるようになったのは、手塚治虫先生をはじめとして「目で見える未来像」を描き続けた、マンガ家達のおかげが大きいと思っています。蛇足でしたが。

お礼

現実はそうですが、彼らには新たな物を見いだそうとする意思はないのか？と思い皮肉を混めて「もっと夢もって頑張らなきゃ」って具合に伝えたんです。

もちろん笑われましたけど。最初から話の相手にされてなかったんでしょうね。若造の宿命かもしれないです。

回答No.2

tanuki4u

ドイツ人には言ってやってください

ずいぶんアメリカから、お金もらいましたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%82%A2%E8%B3%87%E9%87%91

西ドイツは　1兆6200億ドル
日本は　16億ドル

お礼

正しい知識があれば、言い返せたのに、一方的で悔しかったです。

ありがとうございました。

回答No.1

samneko

もちろん違うと思います。

軍事費にお金をかければ軍需産業が発展します。アメリカはそのおかげで世界的な軍事企業が育っています。

どんな分野だろうと、お金をかければその分野が育ちますから、もし日本が軍事に十分お金をつぎ込んでいれば、ひょっとすると日本は世界的な武器輸出国になっていたかもしれません（憲法や法律が許せば）。

もともと日本は戦前世界では世界有数の技術国でした。当時、自国の技術だけで航空機や軍船を作れた国は数えるほどしかありません。この時代日本は軍事費に国家予算の半分とかそういうレベルでかけていました。そういった技術蓄積を全力で自動車や電機につぎ込んだ結果が、驚異的な経済発展だと思います。航空機メーカーがアメリカによる命令でみんな自動車産業に鞍替えしていったことも運が良かったのかもしれません（そのまま航空機メーカーとして勝負していたら世界と戦えたかどうか）。

まとめて言うと、日本の戦後発展は、戦前、それ以前の近代化政策のおかげだと思います。

お礼

そのような背景があったのですね。ありがとうございます。

そもそもお酒の席で、他国の歴史、戦争の話ってタブーな気がするんですけど、そうでもないんですかね？