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ロールするとは?

こんにちは! よく車のインプレッションで「この車はロールするからいいね」とか「ロールしちゃうのが良くないですね」とか耳にします。 ロールとはなんですか? そしてそれはポジティブな事ですか?ネガティブな事ですか? どなたかお答え願います。

みんなの回答

回答No.6

昔ほとんどロールを感じさせない車がありましたね。 三菱のGALANT VX-Sという車でACTIVE-ECSという装置の付いた車です。ちょっと乗ってみたことがありますが、HARDで運転しやすかったですね。車の運転というのは制御対象である車を目的の方向に動かすため、センサーでありコントローラーである運転者が操縦するわけですが、当然車の重心の動きがダイレクトに感じられる方がコントローラーである運転者にとっては負担が少ないし、ロールという傾きによっての視覚情報の誤差を気にしなくてもいいわけですから、運転はしやすいわけです。GALANTを乗った時は借り物の車だったし、公道だったので無理は出来なかったし、乗っているうちにパトカーが来たのでそれで帰ったんですが。 ロールと言っても車の重心位置や足回りの設計でロールの傾く角度やロール速度、ロールする時の姿勢等が絡んできますし、乗り心地や、直進安定性も絡んできます。 例えばロールセンターというものがあります。これを高くすると比較的ロールは少なくできます。ですのでサスのバネは柔らかめに設定できます。つまりスポーツカーではなく乗用車に向いている設計です。ただ直進安定性は悪くなります(説明は長くなるので省略)。そのためスポーツカーやレーシングカーはロールセンターを低く設計します。F1ではロールセンターを地面の高さに設定するそうです。 キャンバー変化の話も出ていましたが、独立式サスペンションでは対車体キャンバーは旋回外輪では下側が外に出るようになっていますが、対地キャンバーはロール角があるので上側が外に出るようになります。これはキャンバースラストが発生し、コーナリングフォースの低下を招きます。もちろん対地キャンバーで下側が外に出るようにすることも可能ですが、直進安定性が悪くなります。(鬼キャンの車は乗ったことはないですがひどいでしょうね)対地キャンバーだけを見ると実はリジッドサスが一番いいのですが。 あとタイヤの接地荷重の問題ですが、基本的には左右の荷重の差は小さい方が左右トータルでのコーナリングフォースは大きくなりますので重心が外側に移動するロールはコーナリングフォースの低下を招きます。結局のところ三菱のACTIVE-ECSみたいにコストをかけてもそれに見合う評価(つまり売値)がされなければ市場から無くなりますし、ロールは乗り心地や直進安定性と車の性格とのバランスでセッティングされたサスペンションの特性のごく一部であってそれだけで評価するのは難しいでしょうね。

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/apo-k/ca33.htm
reypmaaa
質問者

お礼

皆様ありがとう御座います! こちらで一括でお礼させていただきます! ようやく理解する事ができました。 車の設計をする上でとても重要なキーワードだったのですね。 サスペンションを遠心力には反応させたくないけど段差には反応させたいという永遠の課題ですね。 皆様ありがとう御座いました。

  • wathavy
  • ベストアンサー率22% (505/2263)
回答No.5

SUVや、CR-Xデルソルとその頃のCVICは、サスペンションのストロークが長く、アンチロールバー(=スタビライザー)が利き始めるまでは、ロールしました。スタビライザーがロール限界から踏ん張り、外側加重した状態でコーナーを曲がると、タイヤのスリップ限界が上がるという考え方が基本にあるようです。 カーブを曲がるとき、反対向きに車をゆする動作をするのは、同じ理由です。 曲がっている最中にロールが続いていると、限界が分かり難いので、最初にしっかり加重するという意味もあるようです。 個人的には、ロールする車に乗り慣れて着たせいで、まったくロールしないと感じる車がいっぱいあります。実はしているんですけどね。 テレビドラマで北米では、SUVを使ったアクションシーンが多いのですが、あんなどでかいSUVでロールさせて運転しても大丈夫なのか?と思うシーンが出てきます。 プロだと平気みたいですね。 最初のロールしている瞬間は、どこまで行くのか分からないので、なれないうちは、怖い思いをします。 ところが、ちゃんと、スタビが利いて、ロールが止まると、ステアリングに的確に反応してコーナーリングできます。 切り返しも、同じですが、今度は倍の間ロールしまくります。 フォレスターでは、例えばですが、このロールに慣れないうちは、「失敗したぁ・・・こんな車運転できんじゃないかぁ」となってしまいます。慣れると、タイムラグを覚悟してロールさせてからコントロールしますので、結構無茶な運転もできるようになります。(もちろん、危険のないようにしてくださいね)

  • makoto111
  • ベストアンサー率24% (174/719)
回答No.4

>そしてそれはポジティブな事ですか?ネガティブな事ですか? ここを考えるってのはいいですね 車全体を上から押し下げてみると(車高を下げる)タイヤは「ハ」の字に 持ち上げると(例えばタイヤを宙ぶらりん)タイヤは逆「ハ」の字に 車が傾いていないとタイヤの傾きだけが変化して路面への設置角度が良くないのは想像できますね、ロールしている状態に置き換えて考えて見ましょう。 持ち上がっている側と沈み込んでいる側の両方が地面に垂直になる場面が想像できると思います(色々な要素で常にではありませんが;) 「ロールしちゃうのが良くないですね」と出てくるのは運転者の想像・想定より傾きやすい場合に言われることが多く、性能にあった運転をすると出てこない言葉でもあるとおもいます。 車が安定して曲がるには傾きが終わっていなければならず、極端に言えば傾いてから曲がるという感覚になります。そこからもロールしやすい状態を好まない言い方する場合もあるでしょう。 傾きが終わってから曲がり始めるという感覚を覚えるとバネを硬くする理由も理解しやすいかもしれませんし、どんなにロールしやすい車であっても適切な運転が想像しやすくなると思います。 ※実際のタイヤの角度はロール以外でも変わります 少しでもロールを想像する参考になればと幸いです。

回答No.3

車体が遠心力によって外側へ傾くことです。 市販車は、ロールすることによって外側のサスペンションが縮み、内側のサスペンションが伸びることにより、タイヤの向きや傾きが適切に変化することにより、曲がるように設計されています。 遠心力に対して”適切”にロールする事は必用ですが、単純に「ロールしちゃうのが良くないですね」と言っている場合は、運転スキルが低い方のインプレッションの場合が大半です。 ちなみに、自転車から、船、飛行機等、大半の乗り物は、曲がる時に内側へ傾きます。 自動車も車体が内側へ傾くようにする事は、技術的には可能ですが、あまりにも違和感が大きく、現在はF-1に至るまで車体を地面に対して外側へ傾けて曲がっています。

  • inu2
  • ベストアンサー率33% (1229/3720)
回答No.2

左右に傾くことです。 コーナーなどを曲がる時に遠心力にひっぱられて外側に傾きますよね。 そういった車の傾きを「ロール」といいます。 ロールそのものは良いことでも悪いことでもありません。 たんなる現象名です。 スポーツカーなどの場合はあまりロールさせないようにサスペンションを固めの設定にする傾向がありますので、スポーツカーで「ロールする」はあまり良い表現ではない。 ただし、車体がロールしないため体が直接遠心力で引っ張られることになり、乗り心地は悪い。 乗用車の場合、ある程度ロールさせることで車全体で遠心力をあるていど緩和してくれるため体に直接遠心力がかかりにくくなるため乗り心地の良さに直結してます。 ほかにも、 「ピッチ」 車体が前後に動くこと。 加速したり減速したりする時に体感できます。 「ヨー」 車体が左右に曲がってこうとする力 あまり体験できません。というか、ハンドル切って曲がっている時がまさしく「ヨー」なんですけどね。 これらの言葉は別に車に限った言葉ではありません。 飛行機などでも使いますし、その他の機械工学などの分野でも極々普通に使われている言葉です。

  • au-W52SH
  • ベストアンサー率12% (58/471)
回答No.1

一言でいえば 「コーナーで外側のサスペンションが沈みこむこと」 って感じですかね? スピードがある程度のってる状態でハンドル切ると遠心力とともに車自体が斜めになるあれです。 ロールは、ありすぎてもなさ過ぎても疲れます。 たとえば、サスをガッチガチに固いものにしてしまえばロールはしなくなりますが、その分路面の凹凸がそのまま自分の体に伝わるので疲れます。逆に、サスをやわらかくすると路面の凹凸はうまく消してくれますが、コーナリングで体も外側に引っ張られていくので、疲れます。 個人的には、ノーマル車より少しだけ固めがいいかな?とおもいます

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