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IFRS

資産除去債務について教えて下さい。 IFRSでは、本社等が賃貸で、契約書で現状回復義務がある場合、移転が 現時点で全く考えていない場合であっても見積もって認識する必要がありますか? 根拠条文等があれば、併せて教えて下さい。

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  • ok2007
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回答No.1

リース資産(賃借資産)でない有形固定資産については、契約上の資産除去債務は負債計上するということは、ご存知だと思います(IAS37号)。支払時期が全く確定していなくても同債務は不可避的に生じるためです。 リース資産については、現行IAS37号からは必ずしも負債計上の必要性を判断できないと考えられているようです。もっとも、概念フレームワークでの負債の定義(財務諸表の作成及び表示に関するフレームワーク パラグラフ49)や改定予定のIAS37号公開草案を見ると、現行IAS37号においても、リース資産における契約上の資産除去債務は負債計上したほうが良いのでは、と思います。 実際の財務諸表開示で問題となっているのでしたら、監査法人と協議なさったほうがよろしいかと思います。