小刻みに跳ねるフットワークで何故すばやく動ける？

質問

小刻みにジャンプすることで素早く動けるようですが、これは何故でしょうか。
いくら小刻みとはいえ、動こうと思ったタイミングがジャンプの頂点に近いほど、
地を蹴るまでにかかる時間が増えると思います。
跳ねずに完全に接地していれば、地を蹴るまでの時間はゼロです。
しかし、体感でも、細かく跳ねていた方が圧倒的に素早く動きやすいです。

実際に浮いている高さは少しですし、
動こうと思った時は、ただ落下を待つのではなく、地を蹴ろうとすばやく足を落とすので
完全接地状態との時間差はほとんど無いし、素早く動けるのも何となく分かりますが、
具体的・理論的な説明が欲しいので、よろしくお願いします。

回答No.1

Forseti · ベストアンサー

反動というか、筋肉の振り幅というか、そのような感じ。
直立の状態から前方に飛ぼうと思ったら、一度膝を曲げなければならない
しかし小刻みに飛んでいれば、着地したときには膝を曲げている。だから、着地と同時に地面を蹴れるわけだ。

じゃ、最初から脚を曲げていたらどうだ？ということになる。
同じく前方に行くときはそれでもまだ遅い時がある。力がたまっているが、重心が動いていないからだ。
静止したものを動かすには大きな力が必要。だから重心を前に送る予備動作が必要。
しかしクラウチングスタートのように、あらかじめ前方に重心を移動しておけば、素早い動作が可能となる。

野球やテニスなどで打球に反応する瞬間に、わずかに飛ぶのはこのためである。
どちらに来るか分からないボールに対して重心を寄せておくことはできないので、着地の時の反動を使うわけだ。
逆に、剣道のように瞬間的な運動がほぼ前進だけに限られるものは、体重をやや前にかける事で対処する。

お礼

詳しい回答ありがとうございます。
よく分かりました。

回答No.2

hey_hey_11

何でも言えますが、止まった状態では人はバランスを取るために何処かに
力が自然と入っています。
このため、筋肉が硬直しているため俊速筋が素早く動けない状態になっています。
しかし、小刻みにジャンプすることで特定な筋肉が硬直する時間が短くなるため、
俊速筋が素早く動くことができる状態になっているためです。
体感では、小刻みにジャンプすると体が軽く感じたり、リラクッスできていることを感じませんか。
でも、全てにおいて小刻みにジャンプすればよいかと言うと必要がない
とか抑制する目的のものあります。
例では野球のピッチャーは抑制のために一時静止しなければルール違反になりますし、
瞬発力の必要性があまりない合気道や柔術ではあまり使いませんが、
あくまで身体全体の力は出来る限り抜くことをしており、対応ができる
ようにしていますので誤解しないでください。
なお、私見ですので悪しからず。

お礼

詳しい回答ありがとうございます。
よく分かりました。