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209系本当に使えるの。
京浜東北線209系-0は、E233系に置き換え、209系-0を房総各線に転用する計画がありますが、 209系-0は寿命が従来車の半分で、実際に車両を見ると、車体や床、ドアなど老朽化してくたびれています。 一代前の205系の方が車体や床はしっかりしてます。 本来ならば、寿命が来ていない京葉205系を転用するのがまともだと思うのですが、企業、鉄道趣味誌も下回りの更新しか触れず、 寿命が来ている車体の事を触れていません。本当に使えるのでしょうか。
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元、航空エンジニアです。そして現在は、鉄道従事員です。 車体全体の最も重要な部品(航空機で言えば機体全体での重要な部品ですね)とは、何があるでしょう。 外板も重要な構成部品ではあります。しかし、車体強度の重要な位置を占めるのが、外板などを留めている桁です。これがしっかりしていれば、問題なく車体は持つものです。 209系は「コスト半分 重量半分 寿命半分」とうたわれて製造されたため良く誤解されるのですが、現在の京浜東北線の車両が、車体寿命が来たのではないです。 コスト半分というのは、VVVFインバータ制御と軽量ステンレス車体の組み合わせによって、電力消費量半減、保守費半減を目指して製造されているという意味です。重量半分は言ったとおりですね。 寿命半分というのは、電装品の寿命(故障発生率の上昇や、搭載機器よりも効率の良い機器が開発されるまでのスパン、期間を計算すると10年から13年)を目処に電装品を総取り替えし、車体は車体善太有為の寿命を管理して限界まで(24年以上)使用するという計画だったのです。 ただ、京浜東北線は、開発時点での運転計画とは異なる快速運転により酷使されたため、ご指摘の通り外板がかなり傷んでます。 しかし、航空機などもそうですが、桁の交換はまず出来ないですが、床材や外板は、交換ができます。交換すれば、殆ど新車状態になってしまいます。 実際に209系0番台から2000番台への更新工事は何をしているのか、私はまだ詳細データを持っていないので断言できないですが、酷く老朽化した外板や床材を交換すれば、本来の寿命時期まで、使用可能な車体は数が多いはずです。何せ、製造を1年とかの短期間でしたわけではないので、初期投入車と後期投入車、使用頻度の相違で老朽化が進み直ぐ廃車解体せねばならない車両、必要なメンテナンスをすれば、これまでの過酷な条件での運用のようなものでなければ大丈夫な車両、大幅な更新工事をすれば問題ない車両と、色々あるはずです。 実際の投入線区がローカルですので、運用に支障が出るケースは少ないでしょう。現在減ってますが、地方ローカル線で運転されている105系や107系だって、元々は老朽化して首都圏を追われた103系の改造車ですので。
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今回の房総地域に転用は主に4次車(平成6年製造)以降の車両を中心に選択されます。 車体も整備、強化された結果、重量が増えたため先頭車両にはトイレがつけられず、2号車につけることになりました。 205系は車体は丈夫ですが、モーターが直流モーターなのでメンテナンスに手間がかかり、 113系はともかく、211系をいれ換える意味がありません。 205系を入れようとすると、武蔵野線用の5000番台のような大掛かりな改造が必要です。
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ご回答ありがとうございます。トイレが設置されるのはありがたいです。
- kuni-chan
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209系は軽量化の面で新設計の部分が多くあったと思います。設計時に想定した状態と現在の状態が違っている事はあり得る話です。ステンレスボディーは鋼製ボディーに比べて腐食に強く丈夫です。 車体の状態は十分チェックしているはずで、強度的にも使えるという判断をしたと思います。もし危険な状態でしたら絶対に転用はあり得ません。
お礼
ご回答ありがとうございます。房総各線は、塩害の心配もありますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほど桁がしっかりしているならば、安心できます。