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ブルーレイの特許
ブルーレイレコーダーを東芝から払いますが、特許使用料金はどこに支払われているんでしょうか? そのへんはブルーレイ陣営の配分みたいなのがあるんでしょうか? また、何年かしたらこういう特許料って支払わなくてもよくなるんでしたっけ? 知的財産について無知ですが、よろしくお願いします。
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製品を製造するのに必要な特許を互いに持っているだけではどちらも完成できない、という状況では、必要な特許をもっている人間(法人)が集まって互いに実施権(ライセンス)を与え合う、という「パテントプール」というものがあります。 DVD6C PATENT POOL http://www.dvd6cla.com/ DVD については、上記のサイトで紹介されているように、対象特許のリストや概要紹介(DVD6C PATENT POOL - Patent Catalogue)があります。一方で、Blu-Ray 独自の部分については、以下のように別途パテントプールを作り、Blu-Ray 製品を作る人がライセンスを取るための窓口を1つにまとめる準備を進めているようです。 One to One - Blu-ray patent pool pending http://www.oto-online.com/index.php?option=com_content&task=view&id=1323&Itemid=1 このようなパテントプールの合意をする中で、ライセンス料をいくらにするか、というのが互いに取り決められるとともに、特許の満了によってパテントプールのライセンス対象から外れる(満了したので特許権がなくなりライセンスなくともできる技術となる)なども生じるため、出願から20年たてば特許満了により安い商品が出回ることも考えられます。 (デジタル家電の寿命や技術革新のスピードからすると、20年後に無料で使えるようになっても時代遅れの製品というパターンも多いのですが、あまりに先見性があって早く出願していたので製品の絶頂期に早く満了する発明者には不遇な特許もまれにあるようです)
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ブルーレイ関連の特許権は、 ブルーレイ陣営各社で共有しているのではありません。 ブルーレイの規格を使用すると使わざるを得ない特許の権利は、 ソニーならソニー、パナソニックならパナソニックetc...のように、 各社が持っています。 規格争いが毎回大変なことになるのは、 一つには自分とこの持っている特許が規格に採用されたら それだけで莫大な収入になるからです。 ビクターには、今でもVHS関連特許の使用料で、年に何十億円も収入があるといいますからね。