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異類・異界の対義語
異類、そして異界の対義語をお教えください。 (同類や人間、常界や地上ということばを除外して、、、。 異類って、一種の化け物、そして時には神や仙人、妖精、鬼、或いはヴァンパイヤなどもさしているのですし、異界とは桃源郷や天国や極楽、或いは黄泉の国なども指しますので)
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No.1の再訪です。 >民俗学(的)位相で遣いたいものでして。 では民俗学的にお答えしましょう。民俗学のなかに「異類」・「異界」という用語はありますが,その対義語をぼくは知りません。 たとえば,「異類婚姻譚」という用語はありますが,そうでないものを「同類婚姻譚」とか「人類婚姻譚」とはいわず,単に「婚姻譚」としかいわないと思います。「異界」に対する,われわれが暮らす世界は,一般民衆のみを取り出して「常民の文化・社会」ということもあり,「ハレ・ケの場面」に区分することもありますが,人間世界全体をひっくるめた用語はないのではないでしょうか。異質な場所どうしを対比する用語法としては「日常・非日常(世界)」がありますが,この非日常は墓地なども含まれますので,観念世界である異界だけとはいえません。 「異類・異界」といったときには,その瞬間に実在しない観念世界に突入します。その反対は「実在するもの」であり,そういうあたりまえのもの対しては,特別の用語は使わないと思います。
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- hakobulu
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だいぶ昔ですが、「異界の人々」という山田太一の小説(脚本ではなく)があったように記憶しています。 いわゆる亡くなった人々との交流がベースになっていたと思います。 そこからの連想では、単純ですが「現世」という語が思い浮かびました。 単純すぎますかね・・・。 「異類」というのは初めて聞いた言葉ですがなかなかおどろおどろしい響きを持った言葉です。 これまた単純ですが「生者」ではだめでしょうか。 クイズみたいで面白いです。
お礼
ありがとう御座います。 現世もいいですね。 現世は来世や前世などとも関連していて、ちょいと躊躇いたします。 でも参考にさせていただき、今後も検討していきたいと存じます。
仏教要素から、 仏の者を…異類 だとしたら、 俗人 異界…俗世間 仏教には、詳しくないけど、思います。
お礼
俗人、俗世間ですね。 俗界ではなく。 仰せのとおりですね。 ありがとう御座いました。 参考にさせていただき、今後、引き続き課題としたいと存じます。
>同類や人間、常界や地上ということばを除外して、、、。 じゃあ, 異類 ←→ 人類 異界 ←→ 人間界 「異」がそもそも「人じゃない」という補集合的な意味でしょうから,反対は(数学的に)「人」になるでしょう。
お礼
通りすがりの尊いお方様でしょうか。 お教えありがとう御座います。 人間界のことばや意識、世界というものはたいへん難しいというより、たくさんの反射やきらめきがあり、何がどう通用し正しいかは一概には言いにくいですね。 仰せのお話もそのとおりと存じます。否定も拒絶もしません。 ありがとうございます。 私の求めている位相では、passersbyさんのご回答では締め切る事はできません。 どちらかというと、この言葉は漢字や日常語のなかのことではなく、民俗学(的)位相で遣いたいものでして。 すみませんでしたね。
お礼
袖振り合うpassersbyさん、再度のご回答ありがとう御座います。 やはり造語になるのでしょうかね。 日常界、とか常人はありますね。 ハレとケの問題がでてきて、ちょいと困る気がしますが。 常は仰せのように、特に指し示す言葉はないようですね。 実在する、しないはともかく、観念界かもしれませんが、この日常界が観念ではないという保証や確認は難しいような気がします。 むろんどちらも実在であり、観念ではないかと存じまして。 カルト的ですね。 仰せのとおり用語はないですね。 日常界と常人くらいでしょうか。異界や異類とはちょいと対置できないのですが。 ありがとう御座いました。