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式変形の仕方
(∂^2u/∂x^2)+(∂^2u/∂y^2) この式を、 x=r・cosθ, y=r・sinθとして変形すると、 (d^2u/dr^2)+(1/r)(du/dr) になるのですが、導出過程が分かりません。 申し訳ありませんが、お分かりになる方教えてください。よろしくお願いします。
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一部括弧が抜けていたので訂正します. 仮定:u(x,y)=u(r),つまり,uはrのみに依存しθに依存しない関数である. [証明] 連鎖法則より, ∂u/∂x=(∂u/∂r)(∂r/∂x)+(∂u/∂θ)(∂θ/∂x) =(∂u/∂r)(∂r/∂x) (∵仮定より∂u/∂θ=0) ∂^2u/∂x^2 =(∂^2u/∂x∂r)(∂r/∂x)+(∂u/∂r)(∂r^2/∂x^2) ={(∂^2u/∂r^2)(∂r/∂x)+(∂^2u/∂θ∂r)(∂θ/∂x)}(∂r/∂x)+(∂u/∂r)(∂r^2/∂x^2) =(∂^2u/∂r^2)(∂r/∂x)^2+(∂u/∂r)(∂r^2/∂x^2) (∵仮定より∂^2u/∂θ∂r=0) 同様に, ∂^2u/∂y^2 =(∂^2u/∂r^2)(∂r/∂y)^2+(∂u/∂r)(∂r^2/∂y^2) したがって, (∂^2u/∂x^2)+(∂^2u/∂y^2) =(∂^2u/∂r^2){(∂r/∂x)^2+(∂r/∂y)^2} +(∂u/∂r){(∂r^2/∂x^2)+(∂r^2/∂y^2)} …(*) ここで,r^2=x^2+y^2より両辺をxで偏微分して 2r∂r/∂x=2x ∴∂r/∂x=x/r,∂^2r/∂x^2=1/r-x^2/r^3 同様に ∂r/∂y=y/r,∂^2r/∂y^2=1/r-y^2/r^3 ゆえに, (∂r/∂x)^2+(∂r/∂y)^2=1, (∂r^2/∂x^2)+(∂r^2/∂y^2)=1/r (∵x^2+y^2=r^2) を(*)式に代入すると, (∂^2u/∂x^2)+(∂^2u/∂y^2) =(∂^2u/∂r^2)+(1/r)(∂u/∂r) さらに,仮定からu=u(r)はrのみの関数であるから, (∂^2u/∂x^2)+(∂^2u/∂y^2) =(d^2u/dr^2)+(1/r)(du/dr). [Q.E.D] これで完璧です.
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#1 です。肝心の URL を書き忘れてしまいました。すんません。 http://www.ele.kochi-tech.ac.jp/inoue/work/2000/index.html
お礼
教えていただいた参考URLは今後も役に立ちそうです。 ありがとうございました。
ラプラシアンですよね? ↓ここの PDF の 39 ページに極座標形式のが導出過程を含めて載ってますが、 なんか答えが違う…
お礼
ありがとうございます。 Rossanaさんからご回答いただいた内容で、導出過程を理解することができました。 「uはrのみに依存しθに依存しない関数である」ということを表記しなかったことをお詫びします。 本当にありがとうございました。