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EUの国々の連合の理由
中2の問題で 「EUの国々が連合した理由は何ですか?(アメリカ)・(日本)という語句を用いて答えなさい」 というものがありました。 サイトで調べたら、難しい語句が多いのでよくわかりません。 ○をもらえやすく、簡単な説明をお願いします。
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この回答は中学生の問題として適当かなと疑問に思いますが、 それほど難しい理由ではないので書いておきます。 EUはアメリカや日本に対抗するために作られたのです。 もともとは第二次世界大戦でイギリスやオランダ、フランスといった ヨーロッパの国々がアジア戦線であっさりと日本に負けたのが原因です。 それまで400年間、アジアを支配し続けた白人達が あんなに簡単に駆逐されるとは夢にも思わなかったようです。 オランダとイギリスは特に激怒しましたね。 まあ、ヨーロッパ全体の植民地政策の終焉になったわけですが、 オランダとイギリスは特にアジアを支配して潤っていましたから。 さてさて、第二次世界大戦で大英帝国は崩壊したわけですが、 このまま放置しておいてはアメリカが一国で強すぎるし、 日本をはじめとしたアジアの勢力が伸びてきそうだし、 かといってヨーロッパの国々は個々では太刀打ちできないし・・・ という理由で皆でまとまって対抗することにしたのです。
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- W-tamaki
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「比較的規模の小さな国々が集まった欧州諸国の間で、経済・行政などを共有することによって繁栄し、日本やアメリカへの対抗を目指すため。」 私は中学3年ですが、中学で習う範囲でこの問題に答えるとするならば こんな感じになると思います。
- zep19
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第二次世界大戦で欧州諸国は大きな被害を受け弱体化していました 戦後、仏外相になったシューマンはロレーヌ出身の仏人の父と独系ルクセンブルク人の母の間に生まれ 育ったロレーヌは仏独両国の係争地帯でシューマンは中等教育(中高校)は仏で高等教育(大学)は独で受け仏独両語を自由に話せました ロレーヌが独領時は独帝国のメッツの市会議員で戦後は仏外相になりました 彼はもう仏独両国が戦争になることは避け共に繁栄することを望み 独の豊かな石炭資源と両国の巨大な鉄鋼市場を共に共同管理しようとする案を出し経済復興中の独も異論はなく ベネルクス三国と伊を誘い、それは欧州石炭鉄鋼共同体として実現しました やがて輸出で復興しようとするオランダやベルギーはさらに進んだ関税同盟や人と金の移動を自由化することを提案 それは欧州経済共同体(EEC)として実現しました これが後の欧州共同体(EC)、そして欧州連合(EU)の前身です
- negitoro07
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まず、EUは欧州連合ですが、「連合した」という言い方は正確といえません。単に「連合した」だけではなく、「経済統合やそれに伴う超国家機構を組織した」というべきです。NATOという軍事同盟も、「連合した」と言えなくないですよね。 また、語句の選択もいまいちですね。アメリカは、冷戦時代にソ連に対抗する勢力として、ヨーロッパ諸国が団結することを望みました。それゆえ、アメリカはEEC、EC、EUと名称と組織形態を変えながら発展したヨーロッパの統合を支持したのです。 でも、日本を出す理由は何でしょうか?これを付け加えると、かなり難しい問題になるか、あるいは設問として少し強引かもしれませんね。 第二次世界大戦中、ヨーロッパ統合の構想を唱えたクーデンホーフ=カレルギーという貴族は、お母さんが日本人でした。つまり、ハーフなんです。 あとは、EEC結成のころ、日本は高度経済成長期でした。ヨーロッパ諸国は日本に追い越されたのがショックで、世界経済の中で、自分たちが埋没すると考えたという人がいます。間違いじゃないけど、少し誇張かもしれませんね。それよりアメリカとソ連という超大国の出現の方が、ヨーロッパ諸国にとっては、より大きなショックだったはずです。 中学校の先生は、必ずしも海外の政治や経済を正確に理解しているとは限りません。簡単な回答を求めると、間違ったことを覚える結果にもなります。あえて難しい内容にチャレンジする姿勢で臨まないと、世の中のことを理解できなくなりますよ。