「恐れ入ります」の使い方
会社の後輩に、取引先から電話を受ける際にやたらと「恐れ入ります」を連発している子がいます。
時折「これ、使い方間違ってない?」という使い方をしていますが、恥ずかしながら私も「恐れ入ります」の使い方をよく分かっているとは言い難いため「本当に違ってるのか?」と聞かれると100%の自信を持って違うと断言できない為、声をかけられずにいます。
「恐れ入ります」はどういった場合に使用するのが正しいのでしょうか。
後輩の使用例としては、下記の通りです。
■電話をかけてきた相手がいなかった場合
「恐れ入ります、〇〇は外出しております」
■内容を聞く
「恐れ入ります、内容を簡単にお聞かせ願えませんでしょうか」
■質問に答えられなかった?場合
「申し訳ございません、私ではわかりかねますので、恐れ入りますが担当からかけ直させて頂いてもよろしいでしょうか」
■相手のことを聞く
「恐れ入ります、ご担当者様のご連絡先をお願いできませんでしょうか」
■担当違いを伝える
「恐れ入ります、そちらの件に関しては管轄が他の部署となっておりますので、確認して折り返させていただいてもよろしいでしょうか」
■電話を切る際(相手がいなかった、折り返し電話することになった時等)
「恐れ入ります、失礼します」
会社の電話の研修では、こういう受け答えの研修はしていません。
勿論周りにも詳しいお客様に用件をお聞きしたり、お客様のお名前を確認したりする時以外で、ここまで「恐れ入ります」を連発している人はいませんので、うちの会社で身に着けた対応方法ではないとは思います。
お礼
ありがとうございます。 「言葉のおじさん」の ページは納得してもらうのに効果ありでした。 自分も間違った言葉を使って 不快を与えないように 気をつけます。