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仕組債の利率について

日経225連動型の仕組債を持っています。 基準価格があり、4半期毎時点の日経平均が基準価格より高ければその時点で償還、下回っていれば次の四半期まで繰越となるものです。 日経平均が上がり調子の為、買付から3ヵ月後に基準価格を超え償還になっています。 償還日と同じような時期に似たような仕組債が売出になり、継続して買っております。  しかし、毎回利率が下がっています。 なぜ日経平均が上がると利率が下がる因果関係が分かりません。 どなたかご教授頂けますでしょうか? 宜しくお願いします。

みんなの回答

回答No.3

仕組債=債券+デリバティブです。 通常の債券より高い水準に設定される利率の源泉の大部分はデリバティブから来ています。 日経平均リンク債の場合、早期償還せずに最後までいったときの元本リスク、オプションプットの売りが利率のレベルに大きく影響します。 そしてオプションの価値というものは、ボラティリティに大きく影響されます。 そしてボラティリティというものは、一般的に価格が下落すると上昇、価格が上昇すると下落するものです。 日経平均株価が上昇すると、日経平均株価のボラティリティは下落します。 ボラティリティが小さくなると、プットオプションの価値も小さくなり、それが利率が低くなる原因です。 まあ、そのほか、仕組債の利率には市場金利、発行者の調達コストもからんできますが、株系仕組債の場合はボラティリティの要素が一番大きいですね。

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.2

>なぜ日経平均が上がると利率が下がる因果関係が分かりません。 因果関係は無い。 仕組み債の利回り部分はオプション代金。だから利率を決めるのはオプションの価格。それが低くなったから利率が下がる。ボラティリティが落ちついたという判断でオプションの価格が下がっているのだろう。 >なぜ世の中の金利がここ数カ月で低くなったのか、私にもわかりません。 No1の方の疑問にも答えてみる。 金融市場の不安度が下がったから。金融危機で企業が倒産する可能性が高いと思われると、金利が上がる。それが落ち着いてきたから社債の利回りは低下している。

回答No.1

 仕組債だからとか、日経平均が上がったから、ではないと思います。ここ数か月(今は2009年8月です)、銀行の定期預金の利率も少しずつ下がっており、仕組債ではない債券の利回りも低下しています。    株価が上向きになりそうだと判断する投資家が増えると、資金が債券から株式にシフトして、債券の単価は低下(利回りは上昇)するはずですが、なぜ世の中の金利がここ数カ月で低くなったのか、私にもわかりません。このまま一本調子に株価が上昇する、とは思われてないからでしょうか。

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