地球の自転と飛行機

質問

ふと思ったんですが、地球って自転してますよね？
もし地上から上空に飛び上がった飛行物体が、経線、緯線方向に速度0で停止していて、重力によって落ちないようにホバリングしているとすると、自転によって地上がどんどん進んでいく現象が見えるのでしょうか？
そうだとすると飛行物体に乗ってる人は、速度メーターが0なのに地上が動いているからあたかも自分が動いているような錯覚に襲われる事になりますよね？
実際にそうなるのでしょうか？

回答No.5

naniwacchi

「気球で上昇して、じっとしていればアメリカに着く」みたいな問題ですね。
「地上から上空に飛び上がった」ということですので、慣性の法則により地球の自転と一緒に動くことになります。
よって、景色も「じっとしたまま」です。

何に対して動いているかということが大事です。

ちなみに、気球に乗っているときは風を感じません（突風でなければ）。
気球は周りの空気の流れ（風の流れ）と一緒に動くからです。

回答No.4

char2nd

通常、航空機の速度は＃３さんが云われるように対気速度です。対地速度に置き換えるには、風向・風速による補正が必要となります。
　従って、単純に速度０ということになると、風によって流されるので地面との相対的な位置関係はずれていきます。
　対地速度を０とした場合、航空機から見た地上の景色は止まって見えます。ヘリコプターが上空で停止している状態を思い出せば判るかと思います。
　質問者さんが云われるような状態になるには、衛星軌道以上に上がる必要があるでしょう。ただし、この場合も「何に対して」停止しているか、が問題となります。地球と同じ速度・軌道で太陽の周りを周回する、と仮定すればそのようになるかも知れません。
　ただ、現実的にその状態を維持するのはほぼ不可能でしょうけどね。

お礼

質問の「経線、緯線方向に速度0で停止」がおかしかったと言う事ですね。理解しました。
地球の重力圏内にいて、無風状態で対気速度を0にすることが可能ならば、地上は463m/sで動いているように見えると言う事ですね。
それでもって地球の重力には太陽の重力なども関係していると言う事ですね。
ありがとうございました。

回答No.3

debukuro

航空機が空中停止しているというのは大気に対してのことです
つまり対空速度がゼロ
ガス風船が風に乗って飛ばされているのと同じことです

地上に対して停止していれば対空速度はゼロにはなりません
緯度経度に対して停止しているのだから地上の景色は変わりません
地上にいるのと同じことです

回答No.2

4500rpm

速度０の基準が問題です。
宇宙に対して、速度０になれば、そうなります。（公転速度も入るので厳密には違います）
今現在、あなたは地球と共に回転しています。
その速度は、赤道で１７００ｋｍ／ｈです。
飛び上がった途端に、この速度を０にしなければなりません。
と言うことは、自転の方向と逆に１７００ｋｍ／ｈで飛ぶことになります。

３００ｋｍ／ｈの一定速度で走っている新幹線の中でジャンプしても
着地点は同じところです。あなたも新幹線の中の空気も３００ｋｍ／ｈの速度で走っているからです。
駅で見ている人からは、あなたも３００ｋｍ／ｈの速度で動いていっています。速度０ではありません。
あなたが新幹線の中で進行方向と逆に３００ｋｍ／ｈの速度でジャンプすると駅から見る人はあなたが速度０でホバリングしている様に見え、あなたからは新幹線が３００ｋｍ／ｈの速度で動いて行っているように見えます。

回答No.1

kawakawakawa13

あなたは今、高速で回転している地球上に居るわけですよね？
その回転方向は一定です。
では、その力を感じますか？
ある方向に歩き出すと、歩きやすいとか、飛び上がると、地面が動くとか。
「どうも前に進みにくいと思ったら、自転方向と逆に向かっていたよ」とか。
「そんなことないやろ～～～」と、突っ込みが入りそうですね。
我々のレベルですと、自転・公転の影響は自覚できません。
雲の流れ、大気の動きに影響が出るくらいです。
地球全体が回転しているので、表面にへばりついている我々には、その動きは自覚できるものではないということです。