>この前食事に一緒に行った時、おごってくれたので、感謝したくてお土産を買ってきました
「奢る」は"treat"です。
"Last time you treated me a dinner. As a token of my appreciation I brought you a gift."(前回、あなたはディナーを御馳走してくれました。その感謝のしるしにプレゼントを持って来ました)
"dinner"は「御馳走」であって「夕食」とは限りません。昼食べても御馳走なら"dinner"です。
しかし、相手が英米人であれば上のようには云いません。彼らは奢りたい人が奢ってそれを「貸し」とは思いませんし、奢られる人も「借り」とは考えず、その場の感謝の言葉だけで一件落着してしまうからです。
アジア系となると問題は複雑です。日本人は誰かの好意を「借り」と考え、それに釣り合う「お返し」(餞別に対するお土産、香典に対する香典返しなど)でバランスを取ろうとします。アメリカ・インディアンは蒙古斑が出ることでアジア系の人種ですが、彼らは正確に釣り合いの取れた「お返し」を貰えない場合、元のプレゼントを取り返すそうです。日本人より凄いです。
御質問によれば、お相手の「アジア系」の方は「色々理由があって」奢ってくれたそうですから、別に「貸し」とは思っていないでしょう。バランスを取るのであれば同等に奢り返すのが普通ですが、質問者は「色々理由があって」バランスを取る必要はなくお土産で充分と考えられたわけです。もし、お土産の価値(気持は別として、常識的市場価値)が御馳走代金に匹敵するものでないのであれば、わざわざ「この前奢ってくれた御礼」と言及するのは藪蛇だと思います。
"I hope you'll like it."(気に入って頂けるといいのですが)とお土産を渡すだけでいいのではないでしょうか。