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耐火断熱煉瓦の製造について
耐火断熱煉瓦は製造する段階でどうやって発泡性を持たせているのでしょうか? 今、強耐火エンゴロ土を耐火煉瓦の代わりに使いたいと思っているのですが、できれば断熱性も持たせたいと考えています。パンのように重曹でガスを発生させて発泡状態にするのじゃうまくいきませんかね?
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坏土(はいど) 陶磁器(セラミックス)製品の材料となる粘土のことです。 坏土は採取場所により(化学成分など)性状がばらばらなので、製品に最も適したものを探すのに苦労するようです。 良質な坏土は、かって輸入していました。(今はどうか知りません。) 適度の水分を加えて十分練り上げてから寝かせ(静置時間を取り)、プレスなどで成形したあと、さらに場合により1ヶ月以上調温調湿室で寝かせてから仕上げ研磨し、釉薬をかぶせ、極めてゆっくり焼成しました。 (伊万里焼きのような小さな製品では多分それ程寝かせないんじゃないかと思いますが)徐々に水分を抜かないと、焼成時に曲がったりクラックが入るのだと思います。
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この分野の素人ですが、なかなかレスがないので。 ■特許公開公報から引用します。 http://www.j-tokkyo.com/2000/C04B/JP2000-001379.shtml >【0003】一方、焼結体を軽量化させる目的のために、断熱レンガなど粗雑な成形体に大鋸屑(おがくず)を混合し、焼成して軽量化する方法は従来行われているが、焼結体は極めて吸水性となる。 また微粒子成形物に対しては、焼成過程で成形体を膨張破壊することのないように、加熱により軟化収縮する発泡スチロール粒子や有機物微小バルーンなどプラスチック微粒子を添加混合して、焼成し、軽量化して断熱性を高める方法も従来行われた。 しかしながらプラスチック性微粒子は水に対する濡れ性が悪く、水性スラリー中に均一に分散し難く(以下略) ■エンゴロ土 http://store.shopping.yahoo.co.jp/tourakubou/12252-661.html から引用。 >ゼーゲルコーンの台・とち・支柱などとして幅広く用いられる、非常に耐火性の強いたいへん便利な粘土です。 また、耐火れんがの代用にもなりますので、かまの修理や割れ目の補修にも用いられます。 適当に水で練ってご使用ください。 こんな土、私は初耳でしたが・・・ これ自体がハイ土になるようですんで、パーライト・シラスバルーン・珪藻土などと練り合わせてから焼成したらある程度は軽量化できそう。 おがくずなどを混ぜて焼成して細かな連続細孔を作ろうとしたら、可燃物のガス化とハイ土の焼結という二つの温度間での競争になりそうで、混練水分や温度カーブなど、かなりのノウハウがいるでしょうね。
補足
すいません、ハイ土ってなんでしょうか
お礼
なるほど。よくわかりました。 珪藻土は安いものが手に入らなかったのでパーライトを混ぜ込んで試してみることにします。それが駄目なら特許のようにコーンスターチを試すことも考えています。 ありがとうございました。